彼らの音はズバリ、ジャングリー・ギターポップど真ん中。男女ボーカルにヘタウマコーラス、トランペットやフルートも出動、やたらとドタドタとしたドラム。ドイツのギターポップって?と聞かれたらたぶん自分はDie Fünf Freundeの名前を出すでしょう。それか初期の頃のMerricks。この"Make My Day"は日本のTrumpet Trumpet Recordsのコンピにも収録されてましたよね…って言ったところで2023年現在では何の意味も持たない情報だよね。
言い忘れたけどDie Fünf Freundeはほとんどドイツ語で歌っています。先の"Make My Day"は例外で英語だったけど。この"Nordsee '79"は1stアルバムの"Inspektor,Inspektor!"に収録されてますが、よく考えるとこのアルバムってCD化されてないじゃないか!。ざっと調べてみた限りではデジタル化もされていない模様…。彼らはシングルは何枚か出していますが、個人的にはアルバムの方が統一感があって、曲も良いと思うんでぜひ手に取ってほしいものです。全曲ここに挙げたような曲ばかりです。
"Der Letzte Der Famosen, Grandiosen Internationalen Kriminellen"クソ長いタイトル。気になったんで翻訳してみたら"The Last Of The Famous, Grandiose International Criminals"、つまり"名だたる大物国際犯罪者の最後の姿"という意味になる。まあそれがどういうことなのか僕にはわからないけど、普通に曲として好きなのでアップロードしました。
94年リリースのCDEP、8cmCDでのリリースの"Supertronik"からインストの"Salut,M Burma"。なんかこのインストが好きでね、当時はよく聴いたものです。ていうか今って8cmCDってまだフォーマットとして残ってるのかな?
なお、翌年95年に2ndアルバム"Aggro"を出してバンドは解散。メンバーはそれぞれ掛け持ちしていたバンドに戻ったり、どっかに消えたり、一番有名なのはSuperpunkを結成したメンバーがいたってことでしょうか?
しかしなんだね、私の愛するレイト80'sの音、というか歴史は確実にこのネット社会においても消えつつあるんだね。つい先日もあのFirestation Recordsがレコード作るのは金がかかり過ぎてコストが合わない&関係方面に連絡してもいつまでたっても返事がないので時間が無駄すぎる、という理由で新たにリリースはもうしない(できない)と告知があったし。時は進んでいるので過去のものは消えて行かないといけないのは理解できるけどなんだか切ないのう~。
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