Jamie WednesdayはカーターUSMの前身。サックスとトランペット奏者がメンバーにいたなかなか珍しい構成のバンド。カーターUSMは打ち込みパンクみたいな音だったけど、Jamie Wednesdayは安直に言えばポーグスとかケルトチックだったころのワンダー・スタッフみたいな、あんな感じ。僕がネオアコにはまりだした90年代の時に既にシングルはプレミア化してて高かったことをよく覚えています。
85年リリースの1stシングルよりタイトル曲でもある"Vote For Love"。問答無用なトランペットの音が吹き荒れる哀愁漂う名曲だぞ。良い子のみんなはサビがジョイ・ディビジョンの"Love Will Tear Us Apart"とまるっきり同じじゃないか!と言いたいだろうけどそれはいいっこなしの約束だ。
同じく1stシングルから"White Horses"。これは誰かのカバー曲。ああ、このyoutubeのコメント欄を見たらThe Men They Couldn't Hangのサポートをやってたんだって。ナルホドね。
2ndシングルから"Last Night I Had The Strongest Dream"。これもカバー曲。この曲だけは誰もアップしてなかったんでしょうがないんで自分でアップしました。胸が熱くなるような曲ですね。やっぱりポーグスみたいってのが一番しっくりくるかな。やや調子っぱずれな歌い方も似てるし。そうだね、ポーグスの初期のアルバムを引っ張り出してみるかな。しかしあれだね、カーターUSMのあの弾けっぷりを見ると、このJamie Wednesdayの音では未来が見えなかったのかななどとついつい思えてきます。確かに数曲聴いてる限りではいいなと思うけど、それをアルバム2枚、3枚と続けられたらどうなんだろうとも思うので。
ちなみにyoutubeに85年頃の4trk demo tapeの音源がアップロードされてるんで興味のある方はどうぞ。
カーター USMと全然違いますがこれより前はまたパンクバンドやっていたらしいのでこのネオアコ期が逆に異端だったんだなと思ったのを覚えています
返信削除とても良い曲ばかりですよね!
the ballpointsでしたっけ?なんかそんな名前だったような…聴いたことはないんですが。やっぱこの路線だと未来が無いと思ったんでしょうか? 個人的にはこのポーグス路線で行って欲しかったです(無責任)。
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