The Nightingales、といえばポストパンクなイギリスのThe Nightingalesが有名である。かの"Pillows And Prayers"にも収録されていたりする。
が、今回は別のThe Nightingalesを紹介してみたい。それがフィンランドのThe Nightingalesである。非常に変わったバンドで、今までにアルバムは約5枚リリースしているがデビューから一貫してHiljayset Levytというフィンランドの老舗インディーズレーベルから。
今も続いてるんでWEBサイト完備。余談ながらこのサイト、いい意味で僕が思うフィンランド観を表していると思います。一言で言えば薄暗い、これね。お隣スウェーデンは陽の光さんさんな明るく輝いてるイメージなんだけど、フィンランドは薄暗い未開な森、なイメージ、100%思い込みだが。そんなイメージを具現化したかのような絶妙な暗さが素晴らしい。
で、TheNightingalesなんだけど昔から英語詞、別にワールドワイドな活動を指向してるわけじゃないと思うんだけどね。そして鳴らされる音は大道芸人的と言うかサーカス的というか、The Dubious Brothersのようなああいう雑多で猥雑な感じ。notネオアコ/ギターポップ。そしてボーカルがキョーレツに爬虫類的な声。The Starletsなんか目じゃないぜ。まあ、アルバムは基本このような路線で良くも悪くも一本調子な印象はするんだけど、何曲か「おお」と思わせるようなメロがあってですね、ダメだねと切り捨てることができないのです笑。
ちなみに彼らのベスト盤CDの"Cartoon Of A Band"はたぶん日本でも入手できるはずだけど上記のオリジナルアルバムはおそらくフィンランドから直輸入しないと入手は難しそう(ヨーロッパの方にはあまり出回ってないみたいだ)
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