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2020年8月18日火曜日

Remember Fun


 Remember Fun。グラスゴー出身のスコティッシュバンド。ネオアコ界では有名ながらその正体は2020年の現在でもイマイチよくわかんない。

そもそもオフィシャルなリリースとしてはSha La LaからのEmilyとのスプリットフレキシと"Airspace!"と"A Lighthouse In The Desert"、そしていくつかのカセットコンピの参加だけだったと記憶している。カセット以外の音源がいわゆる有名な、名作と謳われるレコードやレーベルからの作品で、なおかつ彼らの収録曲もかなりいい感じのものだったからここ日本でも一目置かれるようなバンドになっていたと思うわけです。

Remember Funといえば"Train Journeys"という曲が一番ポピュラーだと思いますが、ところがどっこい、じゃあこの曲は何のレコードに収録されてるか?となると誰も知らない。というかどこにも収録されていない、いわゆる未発表曲扱いだったッポイ。(※一応、カセットコンピには収録されてたんで、それになるのか???)

後の2001年にMatinée Recordingsが上記の"Train Journeys"を含む4曲をCD化してくれたおかげで今では余裕で聴くことができますが、なんだかピンとこないものがあります。

カセットコンピの収録曲なんかをかき集めると10曲前後にはなるんでいつか誰かがまとめてCD化してくれないかなあなんて考えてたら10年位前かな、実際にCD化するという話がまことしやかに流れてこともありました。当時の僕は元気もりもりだったんで、その時メンバーかレーベルに人(どこの誰かは忘れた)と連絡を取り合ってて状況の進捗を確認してたんだけど、最終的には「プロジェクト当初はやる気まんまんだったけど、進みが遅くてその内リリース自体に興味を失くした」というようなことを聞かされた覚えがあります。実際今になってもリリースされないんであながちその話はガセじゃなかったんだなと今になって思います。

当時、その上記10曲前後は色んな海外ブログでもアップロードされていたんだけど、まあ元がカセットなもんで音質も悪く、一定じゃなかったので聴きづらかった思い出もあります。そして現在もう一度その海外ブログを探してみたけどもうネット上からは消えていました、当然か。確か当時それらをダウンロードして自分の古いHDDに保存してあるはずなので今日帰宅したらチェックをしてみようかと思います。

これだけ有名なRemember Funなのに、何人組なのか(5人か?)、メンバーの名前すら知らないってのもおかしな話だよなあと思う、僕にとっては不思議な魅力があるバンドでした。

あれだね、今聴き返してみたらHow Many Beans Make Fiveに音が似てるね!

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