90年代の頭からKane Recordsというマニアの間では知られていたレーベル(まあこのThe Peppermintsが在籍してたからだが)よりデビュー。ストレートかつオーソドックスなギターポップを鳴らしてくれている。僕の中では92年までの作品が好きで、そこまでのジャケット写真のセンスもなかなかイカしていると思う。
2020年の現在では、なにしろバンド名がThe Peppermintsという割とありがちなネーミングということと、フィンランドという辺境の地出身ということもあり、情報を見つけるのが極めて難しい、というかほぼ不可能な状況になっている。救いとしてはdiscogsで検索をかければすぐに見つけられ、音源も購入が可能なので彼らの音に触れることは容易である。
中心人物はTimoという人だが、The Peppermints在籍時より別ユニットでフィンランド語のアルバムを出したり、The Peppermintsは元々英語で歌っていたが4thアルバムではフィンランド語オンリーになっていたりするのでバックカタログをそろえようとしている人には注意が必要である。
で、The Peppermints解散後、21世紀の初頭にこのTimo氏の奥さんだか妹だかを中心としてBananaskinという新バンド(ていうかTimo夫婦とゆかいな仲間たち)を結成。当時、やたらとメディアに出てたんでなんでだと思っていたが日本のレーベルからデビューしてたからだった。僕はThe Pepermintsの音(初期)が好きだったんで聴いてない。
今じゃ考えられないが、若かりし頃の僕はそりゃあやる気まんまんで、The Peppermintsのアルバムが日本じゃ見つけられないからフィンランドのKane Recordsに問い合わせて取寄せてたことを思い出した。今ではそんなエナジーもガッツもありゃしないけど。
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