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2020年4月22日水曜日

Episode Four


リハビリ投稿。Episode Four。ご存知の通りEast Villageの前身。メンバーもおんなじ。Episode Fourとしてはリリースは↑の12インチ1枚のみ。Lenin And McCarthy Recordsというふざけた名前のレーベルからなんでおそらく自主制作でしょう。

この12インチは…過去20年以上に渡って中古市場でも指折りな高級レコードとして有名(?)です。たぶん5~6万円位が相場かなあ…僕も持ってはいません。まずジャケが…いいよね。ちょっと霞がかかったような感じでギターのどアップ。それだけでもそそられます。


長らく往年のイアン・マカロックみたいな頭をしたバンド写真でフロントによくいるこの方がリーダー兼ボーカル、みたいな感じだと思ってましたが実はドラムの人だったんですねー。

曲の方は、正直に言えば後のEast Village時代の方がいいなと個人的には感じるんですが、珠玉のレコードと言えるとは思います。基本ミドルテンポなほのぼのした路線で物足りねえ、と思う方もいるかも知れませんがこれはこれでありだと思います。

さて、メンバーはケリー兄弟のポールさんはEast Village解散後はその多彩な才能を開花させ、Birdie(ex:Dolly Mixture)のメンバーとなり、またデザイナー、写真家、映画監督なんかをやったり、Saint Etienneのアートワークなんかをやってました。同じくケリー兄弟のマーティンさんはHeavenlyの経営に関わったり、Saint Etienneのマネージメントも手掛け、極めつけはサラ・クラックネルと結婚しちゃいました。超絶うらやましい。勝ち組ですな。ドラムのスペンサーくんは音沙汰がないんですが生きてはいます。ジョンさんも地道に音楽活動を続け、ソロアルバムを2006年、ソロユニット的なアルバムを2019年にリリースしています。

昔はEpisode Fourの収録曲の全4曲は海外ブログをいくつか巡回すればmp3で集めることができたんですが、こないだやってみたら閉鎖されたブログもあるみたいで全部は無理になってますね。


思うに"Doctor P"って曲だけ今のネット上にはないと思うんで置いとくね。ガッツのある人はmp3化できるでしょう。

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