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2020年1月22日水曜日

Touch Of Oliver


大体ですね、こんなバンドの写真を見たら誰しもハードなギターをぎゅわ~んと鳴らすような人たちだと思うじゃないですか。たぶん一歩前に出てるロン毛でグランジな暑苦しいのがリーダーの漢(おとこ)と汗と脂ァァァ!みたいな。

そんな彼らはTouch Of Oliverといいます。90年代頭のアイルランドの第3の都市リムリック出身。ちょっと調べてみたら人口は大体兵庫の芦屋市と同じくらいですね。アイルランドのインディーズレーベルっつったらGood VibrationやらDancelineやらSolidなんかを思い出しますが彼らはなぜかUSAなBar/None Records所属。Bar/NoneっつったらとりあえずThey Might Be Giantsを思い出すんですが調べてみたらこのレーベル、USAだけじゃなくて色んな国の色んなジャンルのリリースがあるんですね。彼らは93年に1stアルバムをリリースしますが、なんでも当時は学校の授業が終わった後の数時間を使って数か月で制作されたらしいです。



"Carousel"はアルバムにも収録されている曲。同郷のゾンビ!ゾンビ!と絶叫する曲を歌ってたケルト唱法のなんとかって人(名前忘れた、でも故人だったはず)が参加。この画像ひどいよね。Touch Of Oliverの楽曲なのにバックボーカル参加のこのお姉さんの方がメインな画像にしてるんだから笑 知名度的にはしょうがないけど、ねえ。さて、この曲を聴けばわかるようになかなかなネオアコなんですよね。冒頭で漢の世界的なことを言ったんですが、あれはUSOでした。ただ、ボーカルが若干、暑苦しい。ルックス通りだ。アイルランド歌謡というかU2のボノの系譜というか…むさ苦しい。若干。

アルバム聴いてるとそういう暑苦しい曲とかもあるんだけどなんというか強引に爽やか路線に持っていこうとしているのが感じられてこれは若者の迷いと葛藤を表しているのかもですな!このアルバムは300円台前半で転がってて吉牛の並よりも安いんで、興味があればぜひ。youtubeに何曲かアップされているんでそれも参考に。

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