The Wee Cherubsはイギリスのグラスゴーで83年に結成されたバンド。中心人物のマーティンさんはその前にはThe Radio Ghostsというバンドでミニアルバムも出していました(別メンバーはRapid Danceというバンドで活動してた)。
The Wee Cherubsの"Dreaming"はPostcard Recordsのバンド達を連想するような、どことなくポストパンクのかほりを漂わせつつ涼し気なネオアコサウンドを聴かせる誰が何と言おうと名曲です。以前も言ったけど昔はこの7インチが高くてね。6~8万はしてたと思う。たぶん当時のネオアコ関連の本で紹介されてなおかつプレス枚数も少なかったのでほとんど市場に出回らなかったからだろうねえ。ちなみにdiscogsでは今でも7インチは4~5万ほどで売ってる。
とはいうものの、もちろん2020年現在ではyoutubeでも聴けるし、Firestation Recordsの毎度おなじみコンピである"Still Mad At Me? (15 Years Firestation Records 1998 - 2013)"や"Big Gold Dreams - A Story of Scottish Independent Music 1977-1989"でも聴けます。お手軽です。
ちなみにこのシングル、1,000枚プレスされたそうですが当時は売れず、流通してたのはその内400枚ほどだったそうです。バンド解散後、家の引っ越しの途中で売れ残ったレコードの入った箱を投げ捨てたとかなんとか…笑 そしてマーティンさんはThe Wee Cherubs解散後にThe Bachelor Padを結成しました。全く、本当に全く違うタイプの音なので最初聴いた時はにわかには信じられませんでしたが実際そうなんだから面白いものです。
さて、イギリスにOptic Nerve Recordingsというレーベルがあって、2020年の5月にこの7インチを再発するとのことです!オリジナル持ってるけど思わず2枚予約しちゃったよ!このレーベルは何だか過去の色んなものを7インチで再発してるのは知ってたけどこれもやるか!と素直にウレシイ。アンド、Facebookに掲載された情報では年内に10曲入りでCDを出すらしい。ジャケの写真もアップされてた!10曲ねえ…昔マーティンさんに聞いた時はそんなに音源ないって言ってたんだけどな笑 その数少ない音源はyoutubeにひっそりとアップされてるんで気になる人は探してみよう。ただし、あんまり出来は良くないよ笑
とにかく、年内に出るというそのアルバムを楽しみに待ちましょう~
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