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2019年6月21日金曜日

V.A/The Fred EP



老舗インディーズレーベルのHeavenlyからの一風変わったコンピCDEP。92年。恐怖のイロモノ(かと思われた)バンド、Right Said Fredのヒット曲をレーベル所属の3バンドがカバーするという企画。ビデオではそのRight Said Fredが登場し、参加バンドのSt.Etienne,Flowered Up,The Rockingbordsが順番に演奏していく。

St.Etienne。要は一昔前のドリカム状態だよね。ボブ・スタンリーかピート・ウィグスかどっちかはわからんが歌う方の人は本格的なオタクな風貌を再現している。下手すればカツアゲされそうだ。でも鳴らされる音は今聴いてもカッコいい。ていうか彼らの音の中で一番好きかもしれない。

Flowere Up。唯一無二なボーカルスタイル。割とマッドチェスターとしていい位置にいたと記憶している。マリメッコみたいな花のかぶり物がトレードマークだった。この歌い方が気に入るかどうかが運命の分かれ道。なお、彼らの音はオルガン(ピアノ?)を加えてたのが意外とアクセントだったりする。ボーカルのリアム・メイハーさんは確か数年前にガンか何かでお亡くなりになっている。残念だ。

The Rockingbirds。元The Weather Prophetsのデイブ・モーガンさんが在籍してたカントリーバンド。1stシングルの"A Good Day For You Is A Good Day For Me"は意外と良かった。というかこのタイトルが気に入ってた。いかんせんカントリーなんでね、あんまり深くは聴かなかったよ。

このRight Said Fred、初めて見た時はゼッタイに一発屋だと思ってたんだけど2ndシングルの"Don't Talk Just Kiss"を聴いて「あれ?」と思って調べたら作曲も彼ら自身がやってるのを知って驚いた記憶がある。そしてなんだかんだでいまだに現役を続けてるわけで、やっぱ才能持ってる人はすげーなーと改めて思った。ジャニーズのNEWSが彼らの曲をカバーしてたりする。

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