Peter Astor

人間だから時には人の悪口やグチのひとつもこぼしたくなるもんだ。だけど誰が見ていようが見ていまいが悪く言っちゃあいけないタイプの人もいる。僕のとってのPeter Astorはそんなアーティスト。なぜだろうかと考えてみた。たぶん声と音から絶対的に悪い人じゃないだろうって感じているからだと思う。

The LoftからThe Weather Prophetsへと時代が下っていくにつれて音はよりマイルドになっていって、勝手なイメージだけどこのソロデビュー作の"Submarine"を発表する時にはもう「音楽で世界を変えてやる！」とか「スターダムに上り詰めてやるぜベイビー」みたいな野心は消えていたんじゃないかと思ってる。別にこの推理が違っててもいい。僕が思ってるだけだから合っていようが違っていようがどうでもいい。今、この記事がもしも何らかの力を持つのであればぜひこのアルバムを手に取ってほしいものですね。Discogsで600円だし(送料別)

このアルバムが90年発表。で、途中Wisdom Of Harry名義も含めて2019年現在も元気に活動中。この記事を書くにあたって直近のアルバムとか聴いてみたけど驚くほど音は何も変わっちゃいなかった笑　ちなみにキャリアとしてはThe Loftでのデビューが84年とあるからOH 35年！　スゲエな