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2016年6月2日木曜日

Tynal Tywyll


Tynal Tywyll…何て読むんでしょうね。彼らは80年代末~90年代中盤まで活動していたバンドで、解散後はThe Collectorsとして活動してたバンド。The Collectorsは英語で歌ってたけどこのTynal Tywyllはウェールズ語での活動でした。彼らのリリースはカセットアルバムが4本にCDが1枚(これはカセットアルバムの編集盤みたいな感じ)、そして7"が5~6枚というものでした。ウェールズ語ながら日本では昔からそこそこ知られていてかくいう僕も少なくても15年ほど前には名前は知っていました。

AnhrefnやAnkstといったウェールズ語のギターポップを語る上では外せないレーベルに所属していた彼らの繰り出す音はまさにネオアコ/ギターポップなものでそこに何言ってんだか1ミリも理解できない、でもあまーい声が乗っかる、というもの。youtubeとかで検索かけるとTVでのライブ映像とかも見れるのでローカルヒーローだったんだろうねと窺わせます。

さて、今回紹介するのは"Goreuon"というカセットアルバムでリリースは90年。実はその前に"Slow Dance Efo'r Iesu"というカセットアルバムもあるんですがこれは未聴です。なので2ndアルバムということになります。このカセットには7"でシングルカットされた"'73 Heb Flares","Duw Rhyw","Mae'r Telyn Wedi Torri","Jack Kerouac"なんかが収録されています。つまり豪華です。カセットにしておくのはもったいないくらいの出来栄えです。そもそもウェルシュロックっていうのは勝手な思い込みなんですが、パンクテイストが強くて、シンプルなサウンドで攻撃的、なイメージを持っていたんですがTynal Tywyllを聴いて、ああこういうタイプのウェルシュロックもあるんだね、と妙に感心した思い出があります。"Mae'r Telyn Wedi Torri"はPVがあるんですが、いいですねえこのPV。これはウェールズで撮影したのかはわかりませんがこういう町並みって素晴らしいなと思ってみてました。音と映像の両方を楽しめるPVです。



7"自体は87年にリリース。今Discogs見たら33,000円ほどの値段になってるけど、市場価格としてはそこまで高くはない気がする。さっきも言ったけどこの町並み、いいね~。時代的にエゲレスではストーンローゼスやらプライマルやらがインディーシーンを席巻してたはずなんだけど全く関係がなさそうな感じだね。



youtubeの説明には"Obscure"って書かれてるけどそんなにオブスキュアと思ったことはないんだけどね。これもシングルカットされた曲。ジャケを初めて見た時はパンク系の音かな?って思った。



わかるのはショービズ、という言葉のみ。ショービズがどうしたというのかまではわからぬ。これは"Syrthio Mewn Cariad E.P."のB面に収録されていた曲。"Goreuon"のカセットやそ他のCDや7"やカセットには入っていないので注意。
                                    
…ところで、youtubeには名曲"C.C.C."や"Duw Rhyw"といった曲がアップされていない。ケシカラン!というわけで後でアップロードしていきます。

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