元々Mixiで2006年に『ネオアコとギターポップ 』というグループを元にしてスタート。その後Bloggerに移動して現在まで継続。つまり16年間なんだかんだでやってるわけです。2006年以前にも何かやってた気がするんだけど忘れちゃった。Mixi時代は色々な試みをやってたけれど今は特に何もしていない。特に2019年に入ってからは書きっぱなし(後から読み返す、推敲を一切しない。めんどいから)のままアップしてるんで誤字脱字がヒドくなってる気がする。でも訪問者数がゼロに等しいんでいいや、と開きなおっている。ここ数年は無職期間があったり、高血圧・脂肪肝と血中糖度の上昇により治療中。みんな、健康には気をつけようぜ!
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2016年5月26日木曜日
Ivory Past
まあいつも通り完全な主観での記事なので参考にはしないでね。
日本のネオアコ/ギターポップシーンを考えた時に僕はアメリカやイギリスのバンドを聴くのとは違ったとらえ方をします。80年代後半から考えていくと僕の中で「んああ!すげぇな!」とか「OH…」と思った人たちは次のみなさんでした。The Flipper's Guitar,ヨシノモモコ(15Mins.Paradise Factory(15 Mins.P.F)とピロシキレコーディングの面々),Dizzy Joghurt,Red Go-Cart,Citrusです。知ってる人はわかると思うんですがキョーレツなメロとサウンドをひっさげての彼らのその名曲群は今聴いても色あせていないのです。より詳しい人から見れば他にももっといんじゃん!と言われるかもですが、残念ながら知らない。言い方は悪いけどそこまでローカルな、じゃぱにーずを探すんならばUKのローカルを探した方がずっといいと思ってました。
えいご…そう、今あげたフェイバリットは基本英語で歌うバンドなわけですが、僕らはじゃぱにーずなわけで、例えばマイケルジャクソンと発音する時、マイコージャクスン!とは言わない。同じくウォーターをワタァ!とも言わない。つまりお気に入りにあげた人たちはみんなマイコージャクスン! ワタァ!と歌ってた人たちだと思うんです。だからマイケルジャクソン、ウォーターと歌う人たちの英語は聴いてて辛い、というか違和感ありありでした。和製英語の和製発音の英詞のネオアコは積極的には聴きたくなかったんです。いや、僕も100%ジャパニーズなんで諸君の言いたいことはよくわかる。ただね…しんどかったんですよ。そりゃ並列に聴くのがサザンとかAKBとかエグザイルならば気に入ったかも知れない。でも同じ土俵で聴くのが英語を母国語としてる連中なんでね、なんか違和感が目立っちゃうんですよ。
そんな理由で日本のネオアコ/ギターポップのお気に入りバンドというのはこんなセレクトになってしまったわけですよ。さて、そこでこのIvory Pastですよ。Sloppy Joeというバンドのシンガーのソロプロジェクトなのですが、Sloppy Joeとまとめて語らせてもらうと、このバンドは僕的には上記のお気に入りに新たに加えられた素晴らしいバンドです。マサカ2010年以降にそういうバンドが現れるとは思わなかった。もう手放しで素晴らしい! Ivory Pastってユニット名はやっぱりFeltの曲名からとったのかな? 2曲入りのカセットシングルという今時珍しいフォーマットでのリリースです。
こう…なんていうの、「日本」のネオアコファンが求める「要素」の最大公約数的な音作りはお見事としかいいようがないです。こういう音があったらいいなあ、という「日本」人の理想とするネオアコをおいおいまじかよというレベルで具現化している天然記念物的なバンドです。さっきの英語の発音の話が伏線になりますがこのバンドの英語の発音も「欧米か!」と言ってしまうような違和感のない発音だっ。
僕が思うにこの人たちってネオアコに対して音的なあこがれはもちろん、ジャケなんかにもあこがれみたいなものがあって、つまりはサブカルチャーとしてのトータルなネオアコに対してのあこがれとリスペクトを持ってんじゃないのかな?と昔から思っています。例えばスミスと7"のジャケの写真群とか音源(カセット)とファンジン、イラストも含めた80年代後半~90年代のブームなどなど。まああれこれ言ったって結局はどうでもいいこと。音が素晴らしければ何も言うことはナッシング。
ぜひともネオアコファンは聴いてほしいカセットです。限定200セットらしいけど750円だし。日本人とかそういうのは抜きにして80'sのネオアコバンド、C86,Twee,Sarah,La-di-da,Anorak,Sha-La-Laなどなど、キーワードならいくらでも思い浮かぶ。そういう音が好きならば必携だと思います。
僕的にはたとえば自分でコンピCDRとかを作った時にその中に混ぜてもまったく違和感を感じさせない日本のバンドというのが、お気に入りで偉大だ、と思っております。そういう意味でこのSloppy Joe/Ivory Pastは全く違和感なく、かつ他のUKバンドと混ざってもトップを張れるバンドだと思います。
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