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2016年2月17日水曜日

The Visitors

The Visitors…もうみなさんすっかり忘れてるでしょう。僕もすっかり忘れていました。そもそもはSha La LaのフレキシでThe Magic Shopとのスプリットで"Goldmining"という曲が収録されていたのでなんとなく知ってる人も多いのではと思います。僕はリリースはこれしか知りませんが当時の腐るほどあったカセットコンピのどれかに他の曲とかが収録されていたかも知れません。

そしてそれっきり消えたかと思っていましたが2003年にMatinéeが未発表曲を加えてCD化したのが"Miss"というアルバムになります。そしてyoutubeで探してみたんですがいつものようにないみたいなので自分でアップしてみました。



どうしますよこの物悲しいメロは。メランコリィが止まらない! アルバム全編こんな調子でイギリスの若者ってこんなクッソ暗い、哀愁のメロが好きなんだなぁと思ったもんです。なんで若いのにこんな旋律を作れるんだろうかと不思議に思います。勝手な先入観だけど少なくてもあめりかのバンドでこんな音を出す人たちは知らないし、おーすとれいりあもそう(オージーものはどんなに頑張っても田舎臭いというか湿り気を感じない)、日本は論外でしょ、と考えたらやはりお国柄というかDNAに刻み込まれてるんかねぇと勝手に推測してみたりします。さしづめ日本でいう所の盆踊りのリズム、みたいなもんなんでしょうか? 何回も聴いてると確かに若者の演奏ゆえか歌もお上手とは言えないし、演奏自体も拙い所も見つけることもできます。しかしながら曲全体のムードで「曇り空」を感じさせる所に僕が愛聴していた理由があります。

ちなみに今回これを書くにあたり調べたのですが、The Visitors解散後はHopeというバンドを作ってフレキシと7"を1枚ずつ出してます。ビビったよ。このHopeってディスクウニオンとかでいっつも100円とかでたたき売られてた人たちだったんで。だからこいつらはザコなんだと勝手にナットクしてたけど、そういうことなら次に見かけた時には買ってみようかな。笑 そして聴いたことないんですがTelstarrというバンドだかなんだかを作りシングルを数枚リリース、そしてたぶん裏方に回ったと見えMiss Pain、Suncoil Sectnなどのユニットで名前を見れます。そして2000年以降はどうもBoogaloo Stuという芸名で活動しているみたいですがこれがもうキチガイのピエロみたいなコスチュームなんですね、これは…調べる気にもなんないけどどうか別人であってほしい、The Visitors時代の物悲しいサウンドを作り出していたあの頃を思い出してほしい、と思わずにはいられませんでしたとさ。

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