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2015年12月15日火曜日

Rose McDowall

ご存知Strawberry Switchbladeの人のソロ作。Strawberry Switchbladeの"Since Yesterday"のリリースが84年で、アルバムが85年のリリースだったんで僕的には洋楽を聴き始める数年前に世界的にヒットしてたことになるわけで、彼女たちに関しては完全に後追いの世代になります。まぁ詳細な情報等は色んな所で知れるかと思うし、アルバムも何回も再発しているのでその辺りは省きますが、2004年にソロ作である"Cut With The Cake Knife"をリリースします。なんでもこのアルバムはStrawberry Switchbladeの2ndアルバム用として88年から89年の間に録音されスウィッチブレイドの片割れジルさんや、Feltのローレンス、プライマルの面々と一緒に作り上げたそうです。

僕はこのアルバム、2004年のリリース当時に買ったんですがずーっと未開封のまま放置していました。そのまま11年が経過した頃、Sacred Bones RecordsというレーベルがCDでこの9月に再発しました。そして、僕はたまたま買い物をしててたまたまこのCDが目に入ったんで、「あぁ、昔にも買った記憶があるなぁ…。」と思いつつ何の気なしにもう1回買ってみたわけです。

そして聴いてみてびっくり、イイじゃない。そもそもスウィッチブレイド自体、ふるさとはグラスゴー、カッコはギラギラしたゴス、メンタルはパンク、アルバムはアズテックキャメラやみかんジュースの面々に協力をしてもらい、その結果出てきた音はなぜか狂ったようなポップなエレポップ、という風変わりな人たちでしたが、このアルバムもまんまその系統の音です。スウィッチブレイドのビジュアルを見た時にはどんなオソロシイ声が聞こえてくるんだろうと思ったらとてもかわいらしいボーカルがでてきて驚いた記憶がよみがえります。

CDのライナーにはいくつかの写真が載ってるけどどれもこれもカンペキなパンクというかゴスファッション、でも出てくるのはキュートなエレポップ…最高じゃないか。なんで2004年に買った時に一度でも再生しなかったのか…この名曲群に気が付くまでに11年もの時間がかかってしまったぜ。

 

"So Vicious"ってのはやっぱりあのヴィシャスくんのことなんだろうね。パーパパパパー♪というコーラスに載って歌われるエレポップ。



アルバム再発と同時に12"も再発されてるんですがそれにも収録されてる曲。割とストレートなエレ ポップ。


アルバムの冒頭を飾る曲。その名もズバリ"Tibet"。ひょっとしたら何か色々と言いたいこととかあるのかも知れませんが僕はじゃぱにーず。英語の歌詞は深くはわかりません。でもこのリードトラックがアルバム全体を代表する曲だというのは理解できます。

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