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2014年9月25日木曜日

Shaker

名門One Little Indianから96年に出たShaker。McGregorなる人物の作品ということになっています。インターネッツで当時のレビューを探してみたら、

「かつてのマンチェスター・サウンドまんまだなぁ、と思ったら、本当にマンチェスター出身だった。演奏はまぁまぁ水準といった感じだけど、たとえばマリオンとかに比べると何しろ曲とアレンジが陳腐。ヴォーカルにも大きな特徴はないしこれからが大変そう。(詩)(CDジャーナル データベースより) 」
 
とあった。これ書いたのは誰だか知らないし、まあだいたいはあたってるとは思うんだけど、まずMcGregorというのはラス・ハリソンさんの変名プロジェクトであり、ということはPlaying At Trains~The Cygnet Ringのその後の作品ということになる。したがってヴォーカルには大きな特徴があり、あのいつもの伸びやかな声を披露しているわけです。曲は陳腐というかよく聴けばなかなかのメロを持っていると思うんだけど、アレンジが確かに陳腐かなぁ。上のレビューで言うマンチェスターサウンドとは何を指してるのかはわからないけど、僕はマンチェ系の印象はまったく持たなかったです。というか何の変哲もなく特徴もないサウンドなんだよね、残念ながら。つまり個人的にはThe Cygnet Ringからインド風味を除いてクオリティを下げた音、という印象です。当たらずとも遠からじだとは思うんですがいかがでしょうか?
 
ただね、時々ハッとする瞬間はあるのでそこはさすがだなと思います。巷にうんこみたいな値段で売られているのでお金に余裕のある方は試してみるのも手かと思います。

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