さて、このコンピはやはりHey Pauletteの友達関係が集まって作られた1枚。4バンド収録ですがまずHey Paulette、で次のSean A. McDermott And The Wayfaring StrangersはHey Pauletteの友達、Sean A. McDermottは $1000 Dollar Weddingというバンドを率いてました。で、 Dale Arden And The ClaymenはHey Pauletteのメンバーに友達を加えたユニット。でもってThe TwigsはHey Pauletteの変名バンド、とすべてがHey Pauletteが絡んでいるわけなのです。
Hey Pauletteはいつものジャングリーきわまりないギターポップ、The Twigsも要はボーカルチェンジしたHey Pauletteなわけですので悪いわけがない。Dale Arden And The ClaymenはHey Pauletteが曲を作って友達に歌わせたユニットなのでこれまたHey Paulette直伝のギターポップ。ただし、この曲はちょっとマイルドかつポップ、ボーカルもほのぼのしたカンジで聴き所としてはこのユニットになるのかな、と。そしてSean A. McDermott And The Wayfaring Strangersは突如としてカントリーサウンド。カントリーっていってもあめりかーんなバキバキのそれじゃなくて、そこはほら、The Poguesを産んだアイリッシュトラッドの原産国なわけで、どうしてもそういう要素も混じってくるわけです。
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