元々Mixiで2006年に『ネオアコとギターポップ 』というグループを元にしてスタート。その後Bloggerに移動して現在まで継続。つまり16年間なんだかんだでやってるわけです。2006年以前にも何かやってた気がするんだけど忘れちゃった。Mixi時代は色々な試みをやってたけれど今は特に何もしていない。特に2019年に入ってからは書きっぱなし(後から読み返す、推敲を一切しない。めんどいから)のままアップしてるんで誤字脱字がヒドくなってる気がする。でも訪問者数がゼロに等しいんでいいや、と開きなおっている。ここ数年は無職期間があったり、高血圧・脂肪肝と血中糖度の上昇により治療中。みんな、健康には気をつけようぜ!
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2014年1月8日水曜日
On The Waterfront
このブログを書くにあたりまして、バンドのプロモ用写真の使用許可をトニーさんから頂きました!ありがとうございます! きっとほとんどの人も見たことがないはずの貴重な写真だぜ。
On The Waterfront。80年代の中盤にイギリスで活動してたバンド。リリースは12"シングル1枚のみ。いっくらネット上を検索しても情報らしい情報が未だに載っていない。数年前から探してるんだけどないんだよね。ケシカラン!というわけでメンバーから教えてもらったバンドヒストリーをここで紹介したいと思います。わからないんだったら謎は自分で解け、というわけですよ。おそらくちゃんとしたのは世界初でしょう。結果から言えば誰も知りたがらなかったから情報がないわけなんですが、再度↑した"The Kids Are Allright"を聴けばその歴史自体が間違いだったのだ、と僕は強く思うわけなのであります。モッズ系バンドの「うおー!」っていうテンションとシャラシャラと鳴るいかにもギターポップが合わさった珍しいタイプのバンドだと思います。相変わらず12"の値段は高値をキープしたまんまですが。
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On The Waterfrontの結成は1984年でオリジナルのメンバーはドラムのマイク、ベースのトニー、ギター兼ボーカルのビルの3ピースのバンドとして結成されてロンドン周辺の何回かのギグの後にWizz Recordsとの契約を結んだ。この時ジョンがギターとして加入して4人組のバンドに。
1985年の春頃に"Mrs,Harrington"と"Far From The Madding Crowd"という曲をロンドン北部のスタジオでレコーディングをした。その時、ドラムのマイクは事故により左足がギプスで固定されていたためにリズムをうまく保つことができなかった。試行錯誤を色々としていたが、レコーディング開始から2日後にプロデューサーがマイクに、そのケガじゃレコーディングはおろかドラムパートの録音すらできないと伝え、代わりのドラマーとしてこの時に新たにポールが加入した。そうやって1985年の9月頃にはポールのドラムによって"Never Surrender"と"The Kids Are Allright"がレコーディングされた。その結果、レコード会社からのゴーサインが出てOn The Waterfrontとしての唯一の4曲入りの12"がリリースされることが決まった。
"The Kids Are Allright"はThe Whoの"The Kids Are alright"を連想させるが、テームズ川を臨む西ロンドンで歌うあのThe Whoをイメージしたわけではなく、メンバー全員が生まれ育ったエセックスのティルバリーという町にインスパイアされて作った曲。とはいうもののバンドの音楽性自体はThe WhoやThe Small Facesに影響を受けていた。バンド時代での一番の思い出はスティーブ・マリオットのサポートとしてのギグや、ロンドンのフィンズバリー・パークでのライブだった。バンドは1985年いっぱいは継続していて、先ほどの12"は86年にリリースされた。また、その間に6曲がスタジオで新たにレコーディングされ、同じ年には彼らの故郷で大きなギグも成功させた。そしてその夜、メンバーのトニーがバンドを脱退し、解散した。脱退した理由はトニーいわく「色々あったんだよ!」。
1986年の10月に、解散したバンドメンバー達からもう一回一緒にプレイしないかと誘われて一度大きなギグを行い、それが最終的にOn The Waterfrontとしてのラストギグとなった。スタジオでレコーディング済みだった6曲は結局未完成のままになってしまった。
1991年、ジョン、ビルに加えてドラマーとしてイアンを加えてロンドンでしばらくの間バンド活動を行った。
2011年には再びジョン、ビルと一緒にソウルバンドを結成して活動を再開。2012年にはジョンがバンドを抜けたので現在はビルとトニーで活動をしている。
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こうやって見るとコアな活動期間自体は約2年間くらいだったんですね。86年に解散しちゃったってことは87年頃からのサラレーベルやC86、インディダンスなんかのムーブメントとは明らかに一線を画していることと、影響を受けたバンドがモッズバンドなのでここもサウンドがやけに新鮮に聴こえる原因なのかなと考えてみたりもします。
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