On The Waterfront...。Waterfrontっていうユニットがいたり、Waterfront Recordsってレーベルがあったり、On The WaterfrontっていうコンピLPがあったりして、なかなかのカオス状態なこの名前なわけだけど、ココで紹介したいのは86年に12"を1枚リリースしてたOn The Waterfrontなわけです。ちなみになかなか見つかりにくいレコードでもあります。レミスパにも収録されていましたが、そこについては後程。
タイトル曲は"The Kids Are Allright"といいます。僕はずっとThe Whoのカバーなんだろうなと思ってたんですがよく見るとThe Whoは"The Kids Are Alright"ですが、ビミョーにワードが違うじゃん!
フーのそれはどこかネオアコちっくな名曲ですが(若き日のピート・タウンゼントがカッコイイ)、それ系統の曲かと思ってたらどっこい、まったく違ってました。アコースティックっぽいギターがジャカジャカ鳴ってて、若干吠え気味なボーカルがカッコよく歌う、体育会系というかみんなでこぶしを振り上げようぜ的な非常に歌いやすい(←ココ重要!)な曲なのでありました。ギターの音がハードだったらいわゆるロケンローなタイプの曲になるんですがアコースティックぽいんでギターポップとして聴けます。個人的にはClose Lobsters,Hurrah!,Kill Devil Hillsなんかの系統の硬派なバンド、っていう印象です。
他の3曲も同じ系統の曲です。レミスパには"Mrs.Harrington"が収録されてますが、間違いなく選曲を誤ってます。問答無用で"The Kids~"を入れるべきだったのに…。別にカバーじゃないんでいいと思うんですけどねえ。このせいでこのバンドの良さに気が付くまでに時間がかかってしまったす。とにかくテンションを上げたい人には持って来いな1枚なので見つけたら即買いな1枚です。たぶん15,000円くらいが相場です。
追加
というわけで上でこっちの方がよかったんじゃね?って曲をアップしました。ギターがアコースティックな音なんだよね。そりゃあサビのとこにきたら叫びたくもなるだろ?っていうテンションあがる曲。しかも長いんだよね、4分半ある。この当時も若干モッズに揺れていた傾向が見えるけど、その後どんな紆余曲折があったかはわからないけど2013年現在はモッズ/ソウル系のカバーバンドとして活動中。個人的にはオリジナル曲でバンド活動を続けててほしかったな。この内容でアルバムとか作ってたらそりゃすごいことになってただろうに。
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