Mixiより転載。2008年11月16日付。
Pontus & Amerikanerna
■Gonna See 'Bout My Baby/7"
■89年 Telegram
Records
■Side A
Gonna See 'Bout My Baby
■Side B
Run Away
さて、Pontus &
Amerikanernaって言っても誰だかわかんないでしょう。僕もわかりません。わかるのは80年代~90年代にかけてスウェーデンで活躍(?)してたバンドだということ。ココ日本では音楽のスウェディッシュブームが過去何回かあって軽く渋谷系サウンドとかともリンクしてたと思うんですが、このバンドはそのブームに乗っかって日本で紹介されたことがない気がします。少なくても僕は見たことがないなぁ。
ただ、その理由はカンタンに予想ができて、下にYoutubeのPVを載せといたんですが、彼らはスウェーデン語で歌ってるんですね。それが理由な気がします。同じくBepop!とかWilliamなんてステキなバンドもいたんですがスウェーデン語で歌ってたがゆえに日本で紹介されなかったんじゃないかな?なんて思います。Snap
RecordsとかWest Side Fabrication RecordsとかNorth Of No South
Recordsのバンドなんかと一緒に紹介されてもよかったのになんて思います。
ただ、スウェーデン国内ではそこそこ有名らしく、下の"Kapten
Sol"なんて曲は国内のテレビ番組にも使われてたらしいです。
さて、そんなPontus &
Amerikanernaなんですが、彼らは少なくてもシングルを4~5枚、アルバムも何枚か出してるらしいんですが、彼らのファーストシングルだけは英語で歌われてるんです。"Pet
Sounds"というスウェーデンのカセットコンピに"Run
Away"という曲が収録されてて、それがまたイイ曲だったのです。すっきりしたギターポップな曲で随所に女声コーラスが入るという好きな人にはたまらないタイプの曲です。そこで彼らのことを教えてくれたスウェーデンの人に、聞いてみたところ、ファーストシングルだけは英語で歌われてて、その7"はとても珍しいのでスウェーデンでも見かけないし、値段は250€は下らない、と言われてしまって、え、そんなにプレミアついてんだーなんて思っていました。
ところが世の中おもしろいもので、その数週間後、ココ日本のレコード屋さんでなぜか3000円ほどで売っていました。
"Gonna
See 'Bout My Baby"は穏やかでほのぼのとしたギターポップ。なかなかにソウルフルな女声コーラスがポイント。"Run
Away"は先述したようにこちらもナイスな曲です。いや、いい買い物をしました。ちなみに下の"Kapten Sol"とはまるで違うタイプの音なのでご注意を。
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