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2013年9月28日土曜日

スッタカドラム

さて、ネオアコあるあるの第3回目です。さしたる反響もないのですが、きっと全国のよいこのみんながレコードを買おうかどうか迷ってる時にキャプションで見かけたものの、意味がまったくワカンネ!ということのなきように人知れず頑張りたいと思います。自信まんまんにキャプションで書かれたところで買う側のわれわれが全く理解してなければまるで意味がないことになってしまうのです。

スッタカドラム(類義語:スタッカドラム)、という単語を聞いたことがあるだろうか? 10年以上も前からいろんなネオアコ系のレコード屋さんの必殺の決めゼリフ的な文言として登場する歴史のある単語です。ただね、残念なお知らせがあります。かなり昔からその手の音を聞いてる僕なのですが、その単語は一度たりとも僕のハートにささったことがないんすよ。わけがわかんねえから。そもそもその単語が武器として何の役に立つのか、そこからしてわかんない。

ただ、そう言ってしまうともう終わってしまうんでそこそこ真面目に考えてみたいと思うわけであります。僕が思うに…Ugly Man Recordsっというレーベルがあり、そこのいくつかのバンドが鳴らすリズムパターンに関してこの単語が当てはめられてたような気がします。そこからその手のドラムビートを総称してこの単語を使うようになった…と思うわけです。つまり、スッタカドラム→Ugly Man Recordsのいくつかのバンド(といってもそれらのバンドが時々鳴らすリズム、いっつもではない)の特徴的な音、と思うのですがエライ人、どう思いますでしょうか? まあ仮にこの説が正しいとすると、そのいくつかのバンドの音を知らなきゃ話にならないわけで、ヘビーなリスナーにはアピールできるかも知れない(ただし、意味を理解してるという前提で)が新しい世代のリスナーにはハナからわかるわけがないのであります。だって知らなきゃわかんないんだから。

じゃあ、ヲッサンよぅ、そのいくつかのバンドて何よ?と思われるでしょう。残念、若者よ。先に書いたとおりオレはこの単語には踊らされてないんでようわからんのじゃ。が、推測としてはThe Desert Wolves,The Danny Boys,County FathersなんかのUgly Man Recordsがそうだと、思ふ。



具体的にはこんなカンジ。で、こんなドラムビートを持つ曲を紹介する時にスタッカドラムという単語を使うのだと思ふ。例えばこのバンドを説明するのに使われる。



もっとね、僕がリズムに詳しければそれっぽく書けるんだけど悲しいことに僕はただのしがないさらりーまん、そこはあきらめてください。

ちなみに外国ではこの単語を見かけたことは一度たりともない。もっとも青春ネオアコやら柑橘系ネオアコやらノイローゼとしか思えない単語も見かけたことはないので間違っても外人さんに"youth day neo-aco"、"young neo-aco"、"fresh fruit neo-aco"なんて自分なりに英訳して使わないように。たぶんoh...と絶句されます。

以上でございます。もしも「あ?ちげーよ」と思われた方はセルフサービスで答えを見つけてください。クレームなんてしないでね♪ 

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