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2013年7月14日日曜日

V.A/Das Schaf Die Blume Gefressen,Oder Nicht?

※Mixiより転載&加筆。2007年8月12日付だってさ、Mixiに書いてたの。

Various Artists
■Das Schaf Die Blume Gefressen,Oder Nicht?/Cassette
■91年 Positive Records
■Side A
1:DIE FAHRRADDIEBE/Johnny,Der Held
2:MERRICKS/Frischluft!
3:NILPFERD ENTFÜHRT/Flaschengeist
4:DIE BLINZELBEEREN/Picknick(Früehlingswiesen Version)
5:KASTANIENSAMMLER/Schottische Schlöesser
6:EIN WARMER SOMMERMORGEN/Wochenende
7:PROFESSOR BIENLEIN UND DIE HONIGRITTER /Tim Und Struppi(Falsche Fassung)
8:AHÖRNCHEN UND BEHÖERNCHEN/Das Kleine Haus
9:FLUFFY PILLOWS/Mein Mädchen

■Side B
1:CELESTIAL/The Man Who Lives In His Dreams
2:MEINE SCHWESTER UND ICH/Yogi Bär
3:THROW THAT BEAT IN THE GARBAGE CAN/Heaven Sent
4:THE LEGENDARY BANG/Fog Over The Country
5:THE HANGOVERS/Shut Up
6:DIE FÜNF FREUNDE/An Imaginary Summer Romance
7:SHE SPLINTERS MORTAR/High Ethic
8:RED LETTER DAY/Arrived
9:VIOLA CRAYFISH/Sweet Soul Decay

コンピレーションは入力が面倒なのでやらなかったんですけど、今は夏休みなんでやってみようと思います指でOK

80年代末から90年代頭に活躍したドイツのインディーレーベル、Blam-A-Bit。ドイツのインディーレーベルっていったらMarsh MarigoldとかFirestation Tower(当時の名前)が有名ですが、どっこい、このBlam-A-Bitもそれはそれはインディー魂あふれる作品をひそかにリリースしてたのです。レーベルのDiscographyはこのリンクから見てくださいね。They Go Boom!!やBrighterやMerricksなんかも一時期いました。

http://www.twee.net/labels/blamabit.html

このレーベルの作品は手書きのジャケットや2色刷りのジャケットやフライヤーなんかも入ってたりして、とってもDIYな雰囲気がぷんぷんしてSarah Labelなんかが好きな人にもストライクなレーベルだったと思います。リリースされる作品はジャーマンインディーポップ特有なへったくそな演奏にちょっといい感じのメロディ、男女混声ボーカルとか何でそこで?というようなペナペナなラッパ…というようなまさにカラフルでオモチャ箱のような楽しさがいっぱいだったと思います。正直、おもしろくない音もそこそこあったけど、すべてをひっくるめて僕は大好きなレーベルです☆

この"Das Schaf Die Blume Gefressen,Oder Nicht?"はレーベル2作目のコンピレーションカセット。1作目の"Instants Of Pleasure"というカセットも素晴らしい作品でした。だってThe Field MiceやRemember FunやThe Aurbisonsなんかが収録されてたんだから。特にRemember Funの"Never"は大好きな1曲です。で、このカセットにはジャケがありません。ファンジン(?)とタグと羊のカードとナゾのカードが数枚とキャンディがセットです。ジャーマンインディーが好きな人はもうノックアウトなセットです。こういう遊び心がいっぱいな所が僕がジャーマンものを愛してやまない所です。あと曲間に入ってくる色んなところから引っ張ってきた意味不明なナレーションとかもね。

ざっとつまみ食い的に説明していくと、DIE FAHRRADDIEBEの"Johnny,Der Held"はジャーマンインディーが好きな人はいくつかのバンドがこの歌を歌ってることに気がついてるはず。誰かのカバーなのかな? ご存知Merricksは"Frischluft! Records"と同じ名前をタイトルに冠した初期のMerricksサウンド。DIE BLINZELBEERENは、いい年であろう青年達がイントロでラ~ララ~とハミングする聴いてるコッチが恥ずかしくなるような曲を演ってます。EIN WARMER SOMMERMORGENはPastelsも真っ青なくらいどヘタな演奏なんだけど、実にイイ曲です。このカセットの中では僕は彼らが一番好きかもです。少なくとも彼らの音源は3曲あります。FLUFFY PILLOWSはご存知Space Kellyの前身バンドです。

CELESTIALはスウェーデンのCELESTIALとはモチロン別バンド。THROW THAT BEAT IN THE GARBAGE CAN,THE LEGENDARY BANG,SHE SPLINTERS MORTARなんかはケッコウ有名になったバンド。DIE FÜNF FREUNDEはやっぱりラッパが入ったいつものサウンド。VIOLA CRAYFISHはmyspaceもあるカルトなバンド。

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