さて、Merricksですがその初期のサウンドはまさに上のドイツネオアコの特徴を地でいってた連中。実のところPrimal Screamも真っ青なくらいにサウンドが変化していった彼らですが、初期のサウンドはオーイエス、パーフェクトだったわけですよ。以前も紹介したようにFriends AhojはMerricksの別働部隊。一般にはSub-Up Recordsからの"In Amerika"とLPの”In Unserer Stadt"がデビューだと思われてました、当然僕もそう思ってました。ここに収録されてる曲はFriends Ahojでもやってます。そしてこの2枚はこないだeBAY見てみたらアラビックリ、チョー安くなってるんですよね。ドイツネオアコを知りたければぜひゲットしてもらいたいものです。ここでダラダラ述べるよりも手っ取り早いので。
おととい知ったんですが"Two By Art"っていうファンジンのおまけだかなんだかで、このカセットアルバム"John Lebt! - Take Five"ってのがリリースされてたんですね!しかも驚きの18曲入り。最初知ったときにこんなの死ぬまで聴けるわけねぇと絶望したもんですが、知り合いのドイツ人にこんなの知ってるかい?と聞いたら、オレ持ってる。mp3、するか? というありがたいお言葉。つーかどんだけマニアなんだよ!というわけで全曲ありがたく頂きました。ちなみにその人には以前Die Wurzelseppsのカセット音源も頂いたことがあったのでした。話は戻ってMerricksのカセットですが、音はまんま1stと12"の路線、それよりもデモに近いのかかなりラフな音。ただし彼ら特有の遊び心満載な仕掛けがいっぱいの楽しいポップアルバムになっています。このジャケもよく見るとエレファントマンなんだよね。
久しぶりにドイツの森に迷い込んだのでぜひとも近い内にドイツネオアココンピカセットの最高峰(って思ってる)の"Das Schaf Die Blume Gefressen,Oder Night?",名作コンピLPの"Mit Sonnenschirmen Fingen Wir Den Blütenzauber",なぜか若き日のエドウィン・コリンズがジャケの"Pfadfindertreffen Auf Immenhof!",あとタイトル忘れたけどLove Paradeのカバーが入ってるコンピカセットの特集をぜひやりたいものです。あ、あとボトルのイラストのB5サイズ位のブックレットが付いてるコンピCDも。
ちなみにだ、Frischluft!の主宰者はHonigritterのメンバーでもあるんですが、Honigritterの2000年にCDRでリリースされてた"Kellergeister In Unserem Haus"というアルバムをおととい200枚限定でLP化、そしてこの秋頃、レーベルのベスト盤的コンピLPをダブルアルバムとして"Durch's Schlüsselloch In Des Mondgärtners Sternenhain"としてこれまた限定で発売。もともとCDRで10枚作ってたんだってさ。さらに友達と一緒にThe Sheetsの曲をコンパイルしたLPも発売するそうです。
最後にMerricksに戻って、僕が一番好きなのは"Merricks In Club 2"という12"の"Hallo,Horen Sie?"という曲です。これもぜひ聴いてほしいなぁ~。
さて、今回はどのくらいの人がついてこれたでしょうか?笑 断っておくとこのルート以外にもドイツネオアコのルートというか人脈があるので要注意(何に?)
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