
Dubious Brothersの前身、84年リリースのPromises,Promises。もう10年以上も前に頂いたCDRに入ってたので名前だけは知っていましたが、ヤングな頃はダビアスに興味がなかったもので特にこれといった印象は持っていませんでした。そんなある日ヤフオクで普通に売っていたのでここぞとばかりに購入。
"Can You Take The Risk?"、いかにもな80年代中期な音ながら当たり前だけどMontyの声が乗る。しかしながらこのムード歌謡みたいな曲調は特筆ものかと思います。なんていうか、しつこいというかねちっこいというか演歌みたいというか…背中がムズムズするけどクセになるような不思議な曲となっております。ただ単に僕がそう感じるだけかもですが。一応女声コーラスもたっぷり入っています。録音とかサウンドはシンプルなんですがこの何とも言い難い不思議なメロに僕はノックアウトです。
"Empty Rooms And Echoes"は打って変ってチープなエレポップになってて、女性ボーカルがメインです。これも何とも言えない懐かしいというか古臭いというか形容のしがたいメロとサウンドになっています。絶対A面とB面を作曲したのは同一人物だよって思いました。こういう音とメロが作り出せる人はもはや才能ですね。
ご存知のようにこれ以後、The Dubious Brothersとして奇妙な集団として数々の名曲をリリースしていき、90年代のジャポンでは彼らのシングル、アルバムともに高価格商品としてその存在を知らしめることとなっていきます。個人的には彼らが時折繰り出すストレートなギターポップが好きなんですけどね!
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