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2013年3月23日土曜日

EMF

EMF。90年代を風靡した基本アイドルグループ。Jesus Jonesの弟分として"Unbelievable"でデビュー。弟分だったけど確か先にアメリカでNO.1とってたはず。サンプリングと打ち込みのいわゆるデジタルロック。イケメンなベースとキーボードが表に立ってビジュアル面を引き受ける。とくにキーボードの人は暴れながらキーボードをひくというJesus Jonesの技を継承。ドラムは見る限り、頭は悪いがとにかく一番先に突っ込む特攻隊長的なたたずまい。ボーカルは不良の中にときどきいる頭がキレるタイプな人。たぶん年長なギターの人がみんなのお守り役と脳みそ役。でもApple Mosaicにも在籍してた生粋なギタポくん。 1stで3連発のヒット曲をだして、2ndではJesus Jonesの後を追うように隙間のないデジタルな音を作り出して、Jesus Jones同様人気も下火に。"Seach & Destroy"のカバーとかもやてったなあ。当時僕はココまでしか追っかけてなかったんだけど実はバンド自体は継続してたらしくアルバムやシングルもリリースしてました。ただし、音は以前のぎゅうぎゅうなデジタル路線ではなくなり、まぁいわゆる普通な音になってた。ファンに聞かれたらぶっ殺されそうだけど、曲がつまんなかった。"Perfect Day"なんかは意味がわかんなかった。なんでシングルきったんだろうって。きっと今後の人生について迷ってたんだろうね。これが95年頃の話。なんていってたらVic Reevesと知らないおっさんを迎えてモンキーズのカバーである"I'm A Believer"を繰り出してきた。EMFは演奏だけだったけどなんだかポップになってきたぞ!これ当時は売れたのかな? 勝手に想像だけどこの曲の出来栄えになにやらピカッと光って、本題の"Afro King"につながっていったのかも知れない。いや、そうであってほしい。 そんな彼らが最後に行き着いた境地。それがこの曲だったと思うわけです。PVの構成、とくに前半のバイクに乗ってるシーンは全く理解不能。もっとマシな脚本なかったのか?意外とオッサンになってるメンバー。Jamesちょっと髪の毛薄くなったよ。Ianはひげなんぞたくわえてる。ドラムは特攻隊長から自分丸くなったすってオーラが出てる。Zakはまだシャープだ。ごめん、デリーはわかんねぇや、あ、ビリヤードやってる兄ちゃんがそうか! イェーイェーイェーいってりゃみんなゴキゲン。泣くよなギターのフレーズ。…あの帽子をななめうしろにかぶって「信じらんない」って歌ってたあの兄ちゃん達が最後にたどり着いたのがこの曲かと考えると感慨深いものが、あんまないな、それでも。youtubeでの再生回数が6429回となっていますが、その内の100回以上は僕の仕業であります。

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