Translate

2012年11月11日日曜日

V.A/Twist And Samba

個人的な話なんですが、いわゆるネオアコ界(?)にとって、最もゲットするのが難しいコンピLPの御三家っていうのを設定してて、それは"Thameside Story"と"Stepping Stone"と今回紹介する"Twist And Samba"だったりします。国内で売られたら最後、今でも値段は5万以上はいくんじゃね?って位の難しさです。まぁそれでもTwist And Sambaはヤフオクなんかで過去何回か売っているのを見かけたことがあるものの、残りの2つに関しては10年以上に渡ってまともに売っているのを見たのは1回か2回です、ただ単に探し方が下手なのかもですが。

そんな御三家の一つの"Twist And Samba"がこないだeBAYにしれっと売ってたわけですよ。ビビった。そりゃぁ落としにかかりましたよ。一応そこそこ値段は張りましたがそれでも国内での値段の半分位で済んだんでよかったです。

そもそもTwist And Sambaって何? Twist And Shoutじゃないのか?という根本的な疑問があるんですが、それはさておき、86年のリリースでリヴァプールのバンドを集めたコンピなわけです。ジャケは見ての通り、絶望的に地味、描かれてるイラストも絶対俺が描いた方がウマく描けるようなへたくそなシロモノです。インナーもないのでこのコンピの主旨はわかんないんですがいくつかピックしましたのでご紹介をしたいと思います。


このコンピの売りは、このAcoustic MileとApologies For Innnocenceということになっています。聴いての通りなリラックスしたほのぼのしたギターポップになっています。一応ウェブらしきものもあってそこにはライブの様子が収録されてたりするんですが基本的に正体不明。他にリリースがあるのかどうかも不明。


このバンドは一応Myspaceがあったり、シングルを2枚リリース(収録曲はほとんど同じだけど)している、Acoustic Mileに比べればまだ実体が確認できるバンドです。やっぱりほのぼの系のギターポップになっています。このボーカルの声とか歌い方、どっかで聴いたような覚えがあるんですが思い出せません。


またまたほのぼのしたバンドのThe Playing Fields。やっぱり正体不明。無添加な感じの地味目な、だけどちょっとだけほっこりできる曲です。


LP中で数少ないテンポが速い曲。なんとなくロックテイストも感じさせる曲。ベースが効いてるからなんだろうね。サビはなんとなく元気が出るような展開になっています。

まあ、ここまで聴いてくればわかるように基本地味です。たとえばクラブなんかに行ってる人や回してる人には「は?」みたいに思うかもしれません。実際僕もその当時はそう思ってました。C86とかサラとかエルがサイコー!って。でもね、そういう人達もネオアコ聴き続けていけばいつかは上の御三家にぶち当たると思うんだよね。そういう意味ではネオアコ中級編~上級編になるのかも知れないです。ここらへんの御三家やたなんたらは自分の勝手な想像なんであんまり気にしなくてもいいと思います。僕の経験上たとえば35 Summersに狂ってた時期はAcoustic Mileの音を聴いても「は?」としか思えませんでした。笑

コンピといえば昔はSeeds:1とかIdea CompendiumとかJericho Collectionも5万位平気でしてたんだよな~。Jerichoとかは今でも出てくればそれ位はしそうだけどSeeds:1とかは普通になっちゃったもんな。当時はLPは高くて手が出せなかったけどなぜかカセットは安く出回ってたんでそれを聴き狂ってたっけな(遠い目)

0 件のコメント:

コメントを投稿