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2012年7月8日日曜日

Nine Steps To Ugly


Nine Steps To Ugly。数あるフィメールネオアコの中でも確実にベスト3には入るバンド。87年だっけな。単独のリリースとしてはフレキシ1枚だけのリリースで消えちゃった残念なバンド。この"Eddie Lovez Lives In Slough"1曲だけでその後20年以上もネオアコファンの記憶にとどまったわけで、イントロがら始まるうきうきするようなリズムから始まってかわいらしい女声ボーカルがのって必殺のパパパコーラス。演奏自体はとってもチープなんだけどまぁ、曲調とパパパで勝負ありですよね。ついでにモノクロのトライアングル打つ子供ジャケもポイント高かったなぁ。このフレキシはあんまり見ないけど、この曲は"The Final Teaze"というコンピLPにも収録されてて、(このコンピLPにはThe Jeremiahsも入ってます)そっち方面からならなんとか手に入るっていう状況がずっと続いてました。なんて言ってたら数年前にレミスパにも収録されたんでぐっと身近になったというわけです。


こっちはフレキシのもう片方の曲。こっちもBobby Charltonと人の名前は入っています。そういやSloughって都市の名前なんですよね。この曲もギターがジャカジャカなる80年代のギターポップ好きにはたまらない曲になっています。この人たちの曲の特徴はどことなく翳があるというか哀愁があるというか独特なメロになると思います。


"Corrupt Postman"というコンピカセットに収録されてた"Vaudeville"という曲。なんていうんですかね、曇り空を連想されるというか、ブルーになるというか、ホント彼らじゃなければ作り出せないメロディだと思うわけです。やっぱり演奏自体はチープで、それもまた良し。


彼らにはケッコウ前から未発表曲が10数曲とライブが10数曲、裏(?)で出回ってて出所はわからないんだけど、多分どこかで誰かがメンバーにコンタクトして、その音源が出回ってると思うんですよ。当然その手の音源にはジャケもないんで、フレキシのジャケを拝借してここで公開。知ってる人は知ってる"Small Piece Of Everything"。2バージョンある内の1つ。


同じく未発表音源からの"Drink Up Let's Go"。シャララ~なコーラスで即死。しかしこのメランコリーな曲調はたまりませんね。ちなみにバンド自体はThousand Yard Stareのサポートやってた頃が最盛期だったのか、すぐに解散。ボーカルの人はその後、バンド活動をやってたらしいんですが音源をリリースすることなく消えたとか…。

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