※Mixiより転載。
Jesse Garon & The Desperadoes...たぶんネオアコファンのみなさんはこの80年代バンドの名前は知ってても、そしてお店で各種シングルを売ってるのを見てもスルーしてると思うんだ。僕も2010年の今までそうでした。なぜか? たしかネオアコ本かなんかで"Nixon"のLPの紹介があってそれがぼろくそに書いてあったからなんだ。確かにジャケもヒドイしああなるほどそうなのね、ってずっと思ってた。お金も腐るほどあるわけじゃないし、ダメなものをあえて買う必要もないじゃないかってね。
と・こ・ろが、です。たまたま彼らの曲を聴いてみたらコレがまぁなんとビックリ! C86系のジャカジャカギターポップじゃぁないですか! よくよく見てみたらジャケット写真も2色刷りでなんとなく80年代してるし。アップテンポな曲はなくって、ジャカジャカしたギターに男女がボーカルをとりあうってスタイル。あぁ僕は後悔しましたよ。彼らのことをちゃんと知るのが確実に10年は遅れてたよ。
というわけでまだ若いリスナー諸君がいたとしたらキッチリと説明しておきたいと思うわけです。
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↑ここにディスコグラフィーがあるんですが1990年の"Nixon"のLP以前のレコードは全て買っても損はない、そんなギターポップのクラシックです。どういうわけか国内に売ってる時は驚くほどの安さなんで。緑色のパステル調の色合いのおこちゃまが振り返ってるLPは"A Cabinet Of Curiosities"といってそれまでのシングルをコンパイルした編集盤。とりあえずコレが最強なんだなー。ていうかなんでこのバンドを紹介するのにわざわざNixonを選んだんだろう? Jesse Garonっていうのはなんでもエルビス・プレスリーの死産したお兄さんの名前なんだそうな。そして中心メンバーは何を隠そうAvalanche Recordsを主宰してるんだって。知らなかったよ。
そして女声ボーカル担当さんはMyspaceにもページがあって、一応現役。でもありがちなムーディな歌を歌うおばさんになってたんで省略しまっす。とにかくNixon以前のモノはどれもジャケット写真も内容も◎なんですよ。ウソじゃないんですよ。
なんていうかな、値段が安い割に、高い満足を得られるって意味では最強だと思うんです。たぶんシングルは1000円くらい、アルバムは1500円くらいだと思いますケド、80年代ギターポップ好きならばマチガイなく満足できると思うんです。
…ネオアコ本と前後してVinyl Japanの社長さんがレビューとかしてたギターポップの本があったんだけどそこには"Splashin Along"のレビューとかがあった。あっちの本の方が情報が正確でヒジョーに勉強になったんだけど、あれの続編とかって出ないかなぁ。
でもあれだよね、ネオアコ本っていったってもう何年前に出た本なんだよってカンジだよね。それにアレは間違いが多かったし。でもそんなこと言ったらビギナーには何の説明もできなくなるしね。難しいテーマです。
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