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2011年7月23日土曜日

City Giants

■City Giantsの歴史

というわけでもうすぐリリースされるCity GiantsのCDですが、話を聞いてると基本、自分のウェブサイトから通販(ただし、そのウェブはまた開設されていない)という形で販売するそうで、それにさきがけてバンドヒストリーなんてものを書いてみました。大体合ってるとは思いますが、違ってるところがあったらそれはホラ、まったくの素人ジャパニーズが訳してるわけなのでカンベンしてください、ということで。

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City Giantsの結成は1985年の中頃で友達同士だったAndy MatheouとMike Stylianidesによって結成されたのが始まり。そしてNMEにベース募集と告知した所、それに応募してきたMike O'Sullivanがバンドに参加することとなってトリオとして"City Giants"が結成されて南ロンドンを中心にライブ活動を行っていた。その頃の未発表曲なども今でも音源として保存されているそうです。

1986年の終わり頃にCity Giantsはフルハムでのライブで当時解散したばかりの"Colliding Circles"というバンドから2人をサポートメンバーとして参加してもらっていた。そのバンドはドラムがいなかったので以前からMike Stylianidesがヘルプとしてドラムをたたいていたが、そのバンドのヴォーカル/ギターがPaul Daviesだった。そして直後にCity GiantsはPaulをバンドに招待をして、ここでようやく4人の完成形のCity Giantsになったのです。

こうして4人組になったバンドは86年の終わり頃から88年の初頭まで約50回ほどのライブを行って、Mike O'Sullivanのふるさとであるカーディフのアバデアという町にも2回ミニツアーを行ったとのことです。凱旋てやつですね。

そして87年に唯一のシングルである"Little Next To Nothing"を2曲のB面の曲"Where Loves Concerned"と"Have You Got Any Idea"と一緒に7インチレコードとしてリリースをする。カンペキな自主制作のスタイルで1000枚制作し、レーベルは"Give It A Blast Records"と名付けられた。ちなみにレーベル名の由来は、バンドが南ウェールズでのライブ中に曲間に酔っ払った男が"Give It A Blast"と叫んで大騒ぎになったことがあり、バンドメンバーはそのシャウトを聞いて、そのフレーズはレーベル名にピッタリじゃん!ということになって決まった。

87年の後半にバンドはスタジオに入って、"The Paragon","Hardest Bok To Read"と"You're The Only Person For Me"の3曲を録音。

そして、88年の頭にバンドは解散。

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以降、ボーカルのAndyはソロ活動とかもしていたらしく音源があるらしいんですが詳細は不明。メールとかも苦手なオールドタイプな方みたいです。Paulは執筆活動などをしてamazon.ukでは普通に著書が置いてあります。いわゆる作家ですね。そしてMike Stylianidesは現在アイルランドに在住とのこと。ご存知かとは思いますが数カ月前にようやくメンバーがネット上に登場して(それまで10年以上はどこにもバンドの足跡がない状態でした…おっかけてきた人はよぅくわかってると思います。)、デッドストックがメンバーから放出されたりして、ようやくバンドの全貌がわかったのです。とにかくバンドは自分たちのレコードがプレミアとして高値で取引されるのが嫌らしく、自分たちのレコードを高く売ろうと思えばできたはずなのにかたくなに2£で譲っていました。だから今の落ち着いた市場価格(だいたい2000~3000円くらい。国内、国外問わず)に非常に満足していました。

アルバムの進捗ですが、4人のメンバーの内、Mike Stylianidesだけが音信不通だったらしく、それがつい最近連絡が取れてなおかつ、どうもナイスな音質のマスター音源を持ってるらしいということで、おとといメンバーがアイルランドに旅立ちました。よりよいマスターを求めて。と、いうわけでリリースはもうちょっと先になりそうな予感。ていうかその前にどうやって販売されるのかそこからしてイマイチわかりかねるところでもあります。

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