
The Frazers
■Selfish/7"
■88年 The Twistle Label
■Side A
Selfish
■Side B
Get It Right
リリースは88年。レーベル名も自主なのか、そうでないのかわからない。でもジャケット写真を見てビビビと来たアナタは大正解☆ それはそれはすんばらしいネオアコ/ギターポップの7"です。最近になってEnglish McCoyの7"とかの名盤をチラホラと見かけましたが、このThe Frazersはどこを探してもなかったー。Wee Cherubsみたいにどっかで紹介とかされてたら話は別ですが、なにしろGoogleで検索しても何も引っかかってこないんです。
タイトルの"Selfish"はイントロのギターの音色からノックアウト。軽快なテンポとやたらと爽快な音でとりあえずはつかみはオッケー。この草原を思い起こさせるようなギターのサウンドは尋常じゃない、と思います。ボーカルはちょっとシャウト系なんだけど、このC86テイストなサウンドが全てを帳消しにしてくれる、と思います。ちょっとヘタッピなコーラスとこれまたちょっとハンパな感じのメロディーを聴いてるとやっぱりこの7"は自主制作なのかな?なんて思います。まぁ良い面と悪い面(?)はあると思うんですがギターポップ好きな人が聴いたら、ゼッタイにとりあえず足を止めるような、そんな曲です。つまりは名曲なわけです。
続く"Get It Right"は、こっちはまぁありがちなギターポップかなぁという気がします。ただテンポはちょっと緩めなところとボーカルのシャウトがないので、その分聴きやすい気はします。"Selfish"同様このギターのサウンドが素晴らしいんで僕的にはこの曲も大好きです!
たぶん、僕が思うに今はまだ知られていない恐るべき隠れバンドだと思うんですが、僕なんかではなく例えば誰か影響力のある人が紹介したりするとアッと言う間に値段が高騰するような、そんなバンドだと思います。
B面の"Get It Right"もアップしました☆ つまりですね、この7"を買ったらこの2曲が入ってるっていうガイド(?)になりまっす!
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