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2010年9月26日日曜日

The Collectors



The Collectorsは前身がカーディフのTynal Tywyll。Tynal Tywyllはギターポップファンの間ではちょっとだけ有名なバンド。ふわふわしたサウンドとメロディが初期のプライマルみたいじゃないか!っていう宣伝も当時はちょこちょこ目にしたものです。Tynal Tywyll自体はイマイチ経歴がつかめてないんだけどカセットや7"を数枚リリースしてて、後に結構コンプリートなCDが出ています。そう、80年代の後半にウェールズには彼らがいたんです。でもなんでここジャパンではあんまり語られることがないか、なんでネオアコ本とかに載らなかったのか、それは彼らがウェールズ語で歌ってたからなんですよねー。音はサイコーなんだけど何言ってるのかわかんないんできっとあんまり日本人を惹きつけられなかったのでしょう。そんなTynal Tywyllはこんな感じの音です。



いつの間にかバンドは解散してて彼らがその後に組んだバンドがThe Collectors。今度は英語で歌ってるよ!なオドロキもそのまま、音の方もTynal Tywyll時代のふわふわした路線を踏襲したナイスギターポップになっています。メンバーを探してみたんだけどイマイチ探しきれなくって詳細は聴けてないんだけれども、Tynal Tywyllが英語だったらなあとずっと思ってたんでこのCDは僕的には素晴らしいデス! 何曲かはTynal Tywyll時代の曲とかもやってたりします。ただ、全体的にテンポがゆっくりめの曲が多いのがちょっとだけ残念です。



この曲はCDシングルか"Sideliner"の7"にしか収録されていません。また見つけた時はきっと安い値段で転がってることでしょう。Tynal Tywyllの7"は高いんだけど、The Collectorsは安い、つまり評価はまだされてないってことでしょうねー。



こっちはアルバムからの曲。The Rainyardとかもこんな音処理をしてふわふわした曲に仕上げてたよなーなんて思ってみたり。とってもキレイで夢見心地になるような曲♪



これはシングルにもなった"Sideliner"。これってTynal Tywyllでも演奏してたよねー。

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