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2023年2月28日火曜日

Bob

 

インディーズ界でもあんまりキャリアがながーいバンドや一瞬でも人気をかっさらったようなバンドを扱うのは正直気が引ける。なぜなら情報量が多くって何をどう書いたらいいもんなのか迷ってしまうから。今回は86年から2023年の現在までゆる~く、でもず~っと活動しているBobのことについて書こうと思います。

https://houseofteeth.co.uk/

まず、ホームページ完備。彼らは基本的にデビュー時からずっと自分たちのレーベルであるHouse Of Teethから作品をリリースしています。途中Sombrero Recordsからシングルが出たり、最近ではOptic Nerveからもリリースがありましたけど。このサイトが割としっかりしていて通販もできたり、なによりも画像がいっぱい展示してあるので非常にうれしい。これにはおじさんもニッコリ◎


そもそもなんでバンド名をボブにしたんでしょうね? あまりにも普通過ぎるんでやる気のなさというか無頓着さというか…普通は凝りに凝った、自分たちのアイデンティティを表すシンボル的な名前を付けると思うんですがねえ。さて、そんなボブは86年に北ロンドンでRichard Blackborow,Simon Armstrong,そしてJem Morrisによって結成。最初はドラムがいなかったのでドラム・マシーンを使っていたそう。その後、ドラムの人が加入、すぐに脱退してその後に加入したのがDean Leggett。そして、Jem Morrisが抜けた後、ベースとしてStephen Hersomが加入。ってのがおおまかな流れらしいよDiscogsによると。


この人たちの経歴が意外と興味深くって、まずRichard Blackborowさん、彼はボブ一筋37年のシンガーなわけだけど、どういうわけだかThe Siddeleysのあの"What Went Wrong This Time?"の曲のプロデュースをやってたりする。Simon Armstrongは見る限りボブ37。Stephen Hersomは元The Caretaker Raceの人。Dean Leggettさんは元Jamie Wednesdayであり、元The Siddeleysでもある。で、風貌はミック・ジョーンズみたい。上記のサイトのGalleryコーナーにはThe Penny Candlesと共演してる写真もあったりして、交流関係を調べるだけでも面白いものがあります。


あ、言い忘れたけどボブサイトを見るとどうも最近本を出版したらしい。ボブ本だね。デモ曲を収録したCD付きだ。ちなみにバンド自体は1994年か1995年に解散したものの、2015年と2019年に元The Liberty ThievesのArthur Tappさんの助力を得てボブのバックカタログを売るためにミニツアーを行ったりしている。まあダラダラと続けてるわけですね。The Liberty ThievesはちょっとギターがハードになったMary-Go-Roundみたいだから機会があれば聴いてみてね。


と、ここまでボブヒストリーを追ってみたんだけど、そもそもみなさん、ボブの代表曲って、わかります? あるいは当時のシーンの中でどういう位置づけだったか覚えてる人っています? 僕は当時から存在は知ってたんだけどどうにも地味な印象をずっと持ってたんですね。いまだに代表曲ってどれだろうって悩むし。


86年、初期の頃にリリースされたフレキシからの曲。今はシングル集のCDで聴けます。とってもジャストC86なサウンドで当時もよく聴いていた思い出があります。僕的にはボブって言えばまずこの曲を思い浮かべるんだけれどもみんなはどうだろうか?


89年のシングル、"Convenience"に収録された"I Fall Upon The Thorns Of Life! I Bleed!!"。この曲も好きでよく聴いてたなあ。

基本的にずっとC86ライクなギターポップを奏でているんだけど、『ボブと言えばコレ!』的な曲がないのが最大の強みであり弱みでもあるわけだね。かといって訳のわからない曲ばかりリリースしているというのではなく、平均点をクリアした、いわゆる『中の上』クラスの楽曲がいっぱいある印象。その手の音が好きな人にはストライクなので未体験の人はぜひともチャレンジしてほしいものです。

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