Translate

2022年11月29日火曜日

A.D.

     

確か前回の記事でA.D.って人について書いたと思うんだけれども、今回はそれについて話したいと思う。A.D.ってのはアダム・デニスの頭文字をとった個人のユニットみたいなもので、僕が初めてその名前を目にしたのはコンピカセットの"Mind The Gap(90年)"だった。このカセットはちょっとお化けみたいなすごいコンピなのでまた別の機会に紹介してみたいものである。そのすぐ後に"Sparrows(89年)"というコンピカセットでもその名前を見かけた。このカセットも前にも言ったように別の機会に改めて紹介したい。

Various Artists - Sparrows: A Melbourne Pop Compilation         

収録曲はどちらも上の音源の"You'll Get There"なんだけど、なんていうんですかね、こう…滑らかでスッキリしてクセが無く、かといってちゃんとフックのある育ちのよさそうな人が作ったギターポップ、みたいな印象でして、これは何者なんだろうかとずっと思っておりました。

この方、とても多才な様子でざっとdiscogsで調べてみた所、トランペット、ベース、バッキングボーカル、エンジニア、プロデューサーなどの肩書で色んなバンドでメンバーもしくはサポートメンバーないしは裏方として名前を見る事が出来ます。The Steinbecks,The Sugargliders,The Cat's Miaow,Bart & Friends,Captain Cocoaなどなど。A.D.の事は知らなくてもこれらのバンドの名前は聞いたことがあるでしょう?

そんなアダムさんが自分で持ったバンドがThe Jordans。次回はThe Jordansのお話をしたいと思います。


0 件のコメント:

コメントを投稿