The Wee Cherubs

 

スゴイ時代になったもんだ。当時の市場価格で彼らの7インチは7～8万円していたと記憶しているが、その7インチと彼らの未発表音源を集めたCDがOptic Nerve Recordingから再発されました。

さらっと述べるとThe Wee Cherubsは比較的知名度のあるThe Bachelor Padの前身。音的に全く違うんで想像できないけどね。唯一のシングル"Dreaming"は84年のリリースで、麗しいメロディラインを持った、ちょっとひんやりクールなシンプルな演奏がイケてる奇跡的な曲。まあそりゃその手のファンはほっとかないよね笑

で、以前メンバーを見つけていくらか未発表曲があるって言うんでどこかにアップロードしてよ！と頼んだら今作のいくつかの曲をyoutubeにアップロードしてくれたのはいい思い出です。そこからさらに時が経過してマサカCD化されるとはねえー。

その未発表曲なんですが、どうなんでしょうね？　人によって好き嫌いがあるので一概には言えませんが僕個人的には資料的な価値しかないかなという印象です。あくまでも"Dreaming"がCDで聴けるという一点にのみ価値を見出す感じです。

しかしながら同時にすげえ歴史的偉業(84年だから36年前に7インチ1枚リリースしたっきりのバンドの音源集が2020年に出る！)とも思うのでネオアコ/ギターポップファンは買い、だと思いますぞ。

ジャケのイラストもいいしね♪