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2019年12月13日金曜日

V.A/Ghosts Of Christmas Past


クリスマスが近づくと世の中が浮かれ気分になるのはもうずっと昔からなんだけど、ぼくたちネオアコ星人にとってのクリスマスアルバムと言えばこの"Ghosts Of Christmas Past"と昔っから相場は決まっているよね。

とはいうものの、その理由は僕にはよくわかんないっていうのも事実なんだ。まず、このアルバムはLes Disques Du Crépuscule、クレプスキュールからの81年のリリース。ってなってるんだけどこのアルバムって再発とか何回かしてるんでジャケも何種類かありーの、再発の時に追加収録曲がありーので、正直自分には何が何だかわからない。クレプスキュールといえば"The Fruit Of The Original Sin"とか"From Brussels With Love"なんかのコンピも有名だけど、この2作と今回の"Ghosts Of Christmas Past"って似た傾向の音、というか人選だよね。要は"Pillows & Prayers"と似たような世界観。つまり、ニューウェイブとネオアコが混ざったような全体として80's初頭を連想させる音。さらに言えば地味。このシーズンはマライア・キャリーのいかにもUSAなクリスマスソングやバカの一つ覚えなラスト・クリスマスやらが巷に流れるわけだけど、それと比較すると確実に、地味。100%勝手な思い込みなんだけど、そのマライアとかラスト・クリスマスとかは人でにぎわう場所でのクリスマスアルバムで、この"Ghosts Of Christmas Past"は人もろくすっぽいないような山奥の村とかで人知れずお祝いをするようなシチュエーションに最適じゃね?と考えています。

とはいうものの、毎度おなじみThe French Impressionistsの"Santa Baby"や、Aztec Cameraの"Hot Club Of Christ"、The Pale Fountainsの"Benoit's Christmas"なんかは聴きやすくて楽しめると思います。まああれだね、雨は夜更け過ぎにきっと雪へと変わるような浮かれた風潮に慣れすぎてる僕らはこのアルバムを聴いて原点に戻って見るのも良いのかもしれないよね。




僕からのアドバイスとしてはこのアルバムは一体いくつバージョンあるんだ?って位に、なんだかいっぱい種類があるんで少なくてもこの上記の3曲が収録されているものを買うことを強烈におススメしておきたいんだ。

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