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2019年10月17日木曜日

V.A/Twilight Easy Listening


その昔ジャケ買いした1枚。コンピCDの"Twilight Easy Listening"。サンタさんを連想させるような赤い洋服と楽しそうな子供たち、たぶんクリスマスアルバム的なコンピなんだろうなあと買う前から予想はしていた。

ベルギーのクレプスキュールからの、今までにリリースされた曲をコンパイルしたアンソロジーなコンピレーションアルバムとのことで97年発売。ああなるほどね、クレプスキュールからなのね、やっぱりねとうなずけるあなたはもう病気。このちょっと一風変わった独特の美意識を持つレーベルからの作品ということもあり、収録アーティストも独特なみなさん。時が止まってしまったかのような、物思いにふけるかのような、感傷にふけるかのような一人の時間を演出するような音をどいつもこいつも鳴らしています笑


結構大御所というか有名というか人気というか、知名度のある人たちが収録されているんですが、僕のお気に入りはこのWim Martensのこの"The Whole"という曲。インストなんだけど、寒さを感じ始めたこのシーズンにピッタリなムードを醸し出してくれて秋~冬にかけて必ずこの曲を聴いているような気がします。このWim Martensさん、ポップミュージックの世界では名前は聞かないんですが、ベルギーの現代音楽家?みたいな位置づけの人で発表している作品数も膨大でその筋ではかなりの有名人な方みたいです。その音楽性とクレプスキュールの目指す世界観がマッチしたんでしょうね、結構長い間に何十枚の作品を同レーベルから出したり、レーベル所属のアーティストのプロデュースをしたりしています。

まあ、肩書とかはどうでもいいんでとりあえずはこの曲を聴いてですね、そろそろクリスマスも近いなあとか、夏ももう終わっちまったなあとか、今年もいいことなんかなかったなあクソが…などなど回想に浸るのもいいかもしれませんね。

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