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2019年10月7日月曜日

The Honeydrips


2010年前後はMyspace全盛時代で、世界中のインディーズバンド、契約もまだない素人に毛の生えたようなバンドでさえも気軽に音源を世界に向けて発信できる!というわけで当時の自分も夢中になってMyspaceをチェックしてた気がする。今はもう廃れたけどね。

その時、すえーでんの連中はピカイチ、というかこの国の若者はどうしてどいつもこいつもステキサウンドを繰り出してくるんだろうと不思議に思ったものです。バンド&レーベルの活動が極めて盛んでもうこれはお国柄なんだろうなと思ったものです。日本のそれとは決定的に構造からして違うんだなあと。

そのMyspace時代に見つけたのがThe Honeydrips。Dorotea(これも良いバンドだった)のリードシンガーだったミカエル・カールソン君が2007年頃に始めたソロユニット。意外とユニークな活動で、アコースティックな音だったり、バリバリの打ち込みだったり色んなタイプの曲を繰り出してきます。まとまりがないっちゃないんだけど、不思議と違和感なくすんなりと聴くことができます。これは世界観がしっかりしてるってことなんだろうね。

上のyoutubeは自分の一番のお気に入り。どっかで聞いたことあるようなタイトル曲だけど音的には一切関係なし。昔懐かしのグランド・ビートを使ったダンスミュージックを装った打ち込みの曲でフィーチャリングハンナとなってるように、ハンナちゃんがメインボーカルをとる。フィーチャリングというかミカエル君の方がフィーチャリングみたいになっているのはご愛敬。ビデオも良くできてて幻想的。Underworldの"Born Slippy"の映像の手法を思い出したね。なんだっけ、キャナダのUnder Electric Lightだっけ?あれも同じようなタイプのユニットだね、あれも好きです。

なお、バンド自体はほんのりと継続している模様。

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