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2016年7月19日火曜日

Amanda Om Natten

スウェーデンのネオアコマン、Pelle Carlbergさん。"The Lilac Time"なんていうイカしたタイトルのアルバムを出すなどレイト80'sファンにもアピールできる人物。そんな彼がソロになる前に在籍していたのがEdson。これまたナイスバンドで2000年代の前半に3枚のアルバムをリリース。さらにその前、90年代の前半くらいまでさかのぼると彼はAmanda Om Nattenというバンドをやっていました。このバンド、意外と名前は日本でも知られているわけですがリリースは7"と12"が1枚ずつ、ということで知られていると思います。スウェーデン語と英語の歌が収録されてるんですが英語の曲はともかく、スウェーデン語で歌われる曲もいわゆるネオアコとして違和感なく聴ける珍しいバンドだと思っています。まあ英語の曲の方が耳触りがいいのはしょうがないんですが…笑。2枚のシングル共に自主レーベルからのリリースで両方ともネオアコサウンドを堪能できる内容になっていますので見かけたら買い、で間違いないデス。


と・こ・ろ・が、だ。"Fast Utan Klister"の7"、"Amanda Om Natten"の12"の後に、レコードと同じく自主でCDEPを出していたのは意外にも知られてはいないのです。たぶんこのバンドを紹介してる日本の...サイトやブログでもこのCDEPについて言及してる所はほとんどないはずです。"Do Come Home"というこのCDEPは10年ほど前になるのかなあ、たまたまmp3で音源を頂き、そこから僕の知識と経験をフル稼働してネットで世界中を探し回ったけれども売ってるところはついに見つけられなかったのです。Musicstack,eBAYは元よりここ数年はTradera(※超強引に言えばスウェーデン語によるスウェーデン人向けのeBAY)もずーっとチェックしてたんですがついにマーケットに出てるところは1回も見れませんでした。クッソレア盤というヤツです。内容の方は5曲入りで過去2作よりも曲、演奏共にこなれた感じの印象でまさにスウェディッシュネオアコ!な音です。新機軸としてトラッド風味のインストなんかもあったりします。なんとなくのちのPelle Carlbergのソロ作を彷彿とさせるような感じです。


さて、mp3で持ってるならいいじゃん、と思われるかも知れませんがまあそこらへんのレコードとかならそれでもいいんですがこのジャケ、これがマジで素晴らしい(主観)んです。このジャケがほしいために探し続けたといっても過言ではない。ネット検索してもこのジャケ画像はなんだか小さい画像しかないんですねコレが。たぶん僕がちゃんとしたのを撮影して自分のブログに載せるだろうから、そうしたらネット上に出回ることになるかもですね。ついでにDiscogsにはジャケ画像がなかったですがさっきアップロードしときました。 ちなみに裏ジャケの写真も素晴らしくてですね、あまりジャケとかには愛着とか思い入れのない僕でもそりゃあ夢中になってしまった1枚なのです。たぶんネオアコで僕が一番好きなジャケはTrumpet Trumpet RecordsのV.A/Wheels Go Round"だと思ってるんですがそれに負けないくらい好きですねえ。


最終的に市場では見つけられなかったんで元メンバーから送ってもらったんですがそれのインナーにはメンバー4人の内の3人までのサインがしてありました。頼んだわけではないんですが"Takahashi"への贈り物なんだそうです。僕の名前は"Takashi"なんですけどね。笑 まあとにかくこのCDEPは見つけるのはすごく苦労するので欲しいーと思った人はゲットするまでに10年スパンを考えといたほうが良いと思います。さあガンバレー!

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