なんかジャケ見ると色んなお店のロゴがあったりするんでごくごくローカルなほとんど自主に近い形でのレコードだったんだろうなあと推測します。カタログ番号がCOD 5となっているんで1から4も実は存在するのかも知れませんね。もちろん見たことも聞いたこともありませんが…。
この7"を局地的に有名たらしめているのはThe Candy Ranchが収録されているからでしょう。"The Flower Girl"という曲名通りにキーボードをめっちゃフィーチャーしたふわふわとしたギターポップを展開しています。なるほど、この音がカルトファンを惹きつけたのね、とナットクの音です。ちなみにこのバンド、単独名義の7"があり、さらに同名異バンドの7"もあったりとかしてマニア泣かせな1枚です。2015年現在ではありがちなモッズ系統の音を鳴らして今なお現役です。
Prosessionというバンドは知らなかったですがまあまあな音かなと思いました。僕的には正直あまり印象は残らなかったかな。
Charmed Lifeはなんかどこかで聴いたような音だなと思ったら、The Mechanical Heartsみたいな音だということに気が付きました。それもB級なThe Mechanical Hearts(笑)。悪くはないですよ。もしも単独でのリリースがあるのであればぜひ聴きたいものです。
まあ毎度毎度ですがイギリスの音楽シーンの懐の深さを堪能できる1枚です。ただ、残念なのはもしもこの7"を10年前にゲットしていたら狂喜乱舞してたんだろうけどなぁ…ということです。
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