ネオアコの入り口に立った人がおそらく最初に気がつくであろうコンピ7"やフレキシのシリーズがシャララとWooshとCaffなんかのシリーズだと思います。ものにもよるんですがシャララとかCaffなんかは当時は値段が高くて手を出すには若干の勇気がいるシリーズだったんですが(個人的には)、Wooshはプレスの枚数が多かったのかそんなに手に入れるのには苦労しなかった思い出があります。今でもそのCaffとシャララのシリーズをコンパイルしたCDは出ていないのが現状ですが(その代わり入手難度は格段に下がった)、この度WooshのシリーズをコンパイルしたCDが出ました。いくつかは持ってても全てを持ってなかったんで実にありがたいリリースです。リリースはなんとも言えない微妙なセレクトが好評な(?)Jigsawより。
こうして聴き返してみると色んな思い出がよみがえってきます。知り合いが作ってくれたCDRに収録されていたThe Nivensの"Let Loose Of My Knee"。このリズムとハンパないギターの輝き具合。ソッコーでオリジナルを探し出しました。Strawberry Storyはギターがこんなに歪んでなかったらなと聴きながら思ったものです。St.James Infirmaryは単独の7"が素晴らしかったのでドキドキしながら針を落としたら全然タイプの違う曲だったんでガッカリした記憶があります。The Sunflowersは彼らはバンド名と曲はいつもいいセンスなんだけど肝心の音楽が肌に合わないんだよね。好きな人は好きなんだろうけど。Choo Choo Trainはコレは…The Springfields名義の方がヨカッタのでは?といつも思ってました。あれ?Wooshが注目を浴びてた一番の理由だったThe Groove Farmの"Heaven Is Blue"が入ってないじゃん?と思って調べてみたら残念、楽曲使用の許可が下りなかったんだって。ある意味一番の人気曲だった"Heaven Is Blue"が入ってないことでコンプリートとはいかないかもしれないですね。
しかしながらこうやってほとんどの曲をまとめあげたことは偉大だねと思います。The Nivensの収録が多かったんだねと曲目を見て改めて思うわけですが、まあよくもクオリティの高い曲をズラリと並べられたもんだと改めて感心しました。そりゃあFirestationもCD出すよって話で…。同名異バンドのThe Nivensも忘れないでね。
僕はこのあたりのバンドを追いかけてたのは大学生の頃だったんでこのCDを聴いてるとちょっと当時の色んなことを思い出して懐かしいなあと思えてとてもよい時間を過ごせました。
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