V.A/ぼくのにちようびコンピ

※Mixiより転載と加筆(2007年8月16日付)
Various Artists
■ぼくのにちようびコンピ/Cassette
■？年　ぼうしレーベル（Boshi Label）
■Side A
1:THE RAIN/Hi There 1968 
2:THE AMMONITES/Days In The Sun
3:ST.CHRISTOPHER/Even The Sky Seems Blue
4:THE WAITING LIST/Sweet And Stupid
5:REMEMBER FUN/Train Journeys
6:HOW MANY BEANS MAKE FIVE/The Grown Up Way
7:THE RUTH ELLIS SWING BAND/Prayer From A Lonely Soul
8:JENNIE CRUSE/Don't You Think

■Side B
1:PO!/Appleseed Alley
2:THE AURBISONS/Creating A Fuss
3:McTELLS/Angela
4:THE CANDY DARLINGS/Railway Vibe
5:THE ORIGINALS/Steven On The Radio
6:THE CHARLOTTES/How Can You Say You Really Feel
7:THE NIVENS/It's True
8:JAMES DEAN DRIVING EXPERIENCE/Ballad Of Redford Town
9:RODNEY ALLEN/Bye Bye Love 

ぼうしレーベル(Boshi Label)ってのは80年代末から90年代頭にかけて活動してたレーベル。カタログ番号がRoddy001とかRoddy004とかってところも微笑ましいレーベルです。The AmmonitesとThe PhilipsのスプリットフレキシとかThe Love ParadeとVenus Peterのスプリットフレキシとかが作品なんだけど、このコンピカセットは必殺のTweeNetにも載ってないんですよね。なんでだ？

さて、カセットはThe Rainの"Hi There 1968"で幕を明けます。スコーンと抜けたFriendsを思い起こさせる曲です。たぶんみんながサビで歌えるくらいシンプルな名曲です。The RainのLPにも収録。よく考えるとまだCD化されてないね。The Aurbisonsはカッコイイ曲。硬派っぽいね。これまたコンピカセットの"Pop Parlour Uncle Arthur"をコンパイルした人がやってたバンド。ちなみにこの方、ものすごいコレクターです。The Originalsは同曲を収録した7"が当時日本でちょっと話題になってたバンド。Rutland Records所属。カセットアルバムのリリースあり。The Ammonitesはこの曲のPVがあってyoutubeにアップされています。なんかどっかで聴いたことあるような曲なんだよね。Candid Benchとリンクしつつ、30曲前後の未発表曲が存在します。Remember Funは代表曲の"Train Journeys"を収録。これは…Matineeからの再発CDEPとはバージョンが違うと勝手に思い込んでいます。だから僕の中では別曲扱い。笑　How Many Beans Make FiveはLa-Di-DaからのCDでも輝いてたあの曲を収録。このバンド好きだったけど日本でCDがリリースされた時にはもう解散してたなんて…涙。　The Waiting List,St.Christopher,The Candy Darlings,McTells,The Charlottes,The Nivensはギターポップ好きならばその名前をどこかで耳にした人も多いのでは？　Jennie Cruseはちょっとカルト級になってマニアックなコンピLPとかでその名前を見ることができます。Po!は泣く子も黙るRutland Recordsの運営者。James Dean Driving Experienceは映画女優をあしらったジャケとC86系な音がバッチリなバンドで、Rodney Allenはあのロドニーです。

…今だからそう思うのかも知れませんが相当豪華なメンツですよね。しかもそれぞれのバンドの一番いいと思えるような曲を集めつつ、カルト好きなファンも楽しませ、よく知ってるバンドでも未発表っぽい曲を持ってくる。しかも日本語でコンピタイトルが書かれている！　そもそも当時このカセットは国内で売られていたのかそれともイギリスで売られていたのか実は僕知らないんですよね。誰か当時のことを知ってる人がいたらぜひ教えてください。