元々Mixiで2006年に『ネオアコとギターポップ 』というグループを元にしてスタート。その後Bloggerに移動して現在まで継続。つまり16年間なんだかんだでやってるわけです。2006年以前にも何かやってた気がするんだけど忘れちゃった。Mixi時代は色々な試みをやってたけれど今は特に何もしていない。特に2019年に入ってからは書きっぱなし(後から読み返す、推敲を一切しない。めんどいから)のままアップしてるんで誤字脱字がヒドくなってる気がする。でも訪問者数がゼロに等しいんでいいや、と開きなおっている。ここ数年は無職期間があったり、高血圧・脂肪肝と血中糖度の上昇により治療中。みんな、健康には気をつけようぜ!
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2014年3月6日木曜日
Nick Duffy
人生で一番好きなバンドはThe Lilac Timeです。そしてStephen Duffyという人は人間ではなくて神とかそういうものに近い存在なのだとも思ってます。そして彼のお兄ちゃんのNick DuffyもThe Lilac Timeに在籍してて、自身のユニットもやりつつ現在も現役なのであります。The Lilac Timeのアルバムには必ず1~2分間ほどのインストの小品が何曲か入っていますが、それは彼の手によるものです。ケルトっぽくてトラッドっぽくて、しかもメロディアスなこれらのインストはThe Lilac Timeのアルバムにはなくてはならないテイストであり、同時にバンドとしての特徴を決定づけてた大事な要素だと思うんです。なお、異論は認めない。
そんなThe Lilac Timeですが近年は名義がStephen Duffy & The Lilac Timeと変わってしまい、これは僕にはかなりのショックでした。メンバーみんな同列じゃないんかい? Stephen以外はバックバンド扱いかい? 長年The Lilac Timeという名の下で頑張ってきたんじゃないのかい?etc。大したことじゃないのかも知れないんですが長い間彼らの音を共にしてきた自分としてはケッコウ許せない事件だったのですよ。ですのでこの名義になった時からのレーベル、"Bogus Frontage"(これって自主なのかな?)にはさほど興味はありませんでした。だけどこのレーベルからはそのNick Duffyの音源が色々と表に出てきてるんですよね。
Nick兄ちゃんはThe Lilac Timeと並行して自身のユニットであるOriginal Super MangoやTze Tze Tze(綴りこうだっけな?)なんかもやっててカセットでのリリースがあったりするんですが、そのOriginal Super MangoがiTUNESで売ってたり、The Lilac TimeでNick兄ちゃんをフィーチャーした"Tree"というアルバムがあるだのなんだのという話を聞いた覚えがあるんですが、気が付けば"The Tree Museum"としてこれまたiTUNESに売ってたり、それどころか何気にアマゾンでもダウンロード販売してるんだよね。すげーな!
そんな中で唯一フィジカルリリースとして発売されたのがこの"Sapphire Stylus"なわけですよ。これがなかなか売ってなくてね、ダウンロードではあちこちで売ってるくせに。笑 結局Nick兄ちゃんのサイトから直接買いました。わりと長いこと探してたんでうれしい。
つまり、インストアルバム。トラッド+ケルト民謡風。バンジョーのペケペケという弾き語りに笛とかピアノとかが乗る。まあ普通のネオアコファンには全くアピールはできないシロモノだと思うんですよね、残念ながら。しかし、The Lilac Timeのあの優しくて素朴なネオアコの合間に彼の作品を聴いてきた身としてはなんだか懐かしいメロディなんですよねー。新曲なのか、既発曲をCDにまとめたのかわかりませんが、基本時代の流れとは完全に関係がない類いのサウンドなので気にしません。
The Lilac Timeの1stから4th、Stephen Duffy & Nigel Kennedy、Duffyの全アルバムとそこからのシングル群は僕の中では殿堂入りです。
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