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2014年1月24日金曜日

Bellaloïd

これは僕の偏見なんですがバンド名にäとかöとかüが入ってくると、英語じゃないのか?と敬遠する傾向があります。

さて、おフランスという国があるのはみなさんご存知でしょうが、ヨーロッパのほかの国に漏れず、この土地にもネオアコ文化はあります。ただ、ココはお国柄かどうもおフランス的文化が強いのか、僕が知らないだけかもですがどうも閉鎖的というか、おフランス語以外の音楽はあまり出てこない気がします、インディーズの話ですけどね。まあそれは日本も同じか。とはいうものの一応80年代からネオアコ系のレーベルや音は紹介はされていますが、どうもこじゃれた感じというか勝手に酔いしれてるナルシズムな音みたいな印象が僕にはあります。そんな中でもAlienorみたいにバシッとインディーズを出してるレーベルもあるので国内にムーブメントというか一定の需要はあるのだろうと。そういう音をおフランスで探そうとすると以外にカセットコンピが充実してる気がするんだこの国は。Nessieとかのカセットコンピを聴いてみれば意外にゴロゴロとサラレーベル系のバンドを見つけられます。あとFreezeのコンピシリーズのおフランス部隊にもなかなかなC86系のバンドがいます。

そんな中、昔から目をつけてるレーベルがあってLes TartinesとMaya Labelといいます。まあごたぶんに漏れず相当カルトかつ入手は不可能なんで諦めてはいるんですが、そのLes Tartinesから90年代中ごろにBellaloïdってバンドが7"を出してるんですが、これは昔から名前だけは知ってたんですがバンド名に"ï"の文字が入っていたんでずっと聴かず嫌いでした。ところがですね、先日偶然い聴いてみたところコレが女声ボーカルのなかなかいいネオアコではないですか! インディーズらしくどことなく不安定な演奏に、弦楽器も入ってきてメロディも結構グーです。ああこんなバンドがいたのですね、と。

よくわからないんですが、7"をLes Tartinesから出していながらほとんど同じ時期にDisket Recordsというおフランスのレーベルからも7"をリリースしているっぽいんですよね。このDisket Recordsはどうもエレクトロニカ系のレーベルらしく2012年あたりから実質な活動はしていないみたいですがもしかしたらメンバーが何らかの関係者なのかも知れませんね。よく考えたらLollypops(ex:Evergreen)も今ではエレクトロニカな音をやってるしなあ。

個人的な解釈ではネオアコ発掘の旅路はたいていの旅人はイギリス→ドイツ→スウェーデン→アメリカ→アイルランド→ギリシャ→ベルギー→ウェールズ・フィンランド・カナダ・ノルウェー・オランダ・イタリア・オーストリア etc の順で旅をしていると思っているのでネオアコマンはおフランスにはあんまり立ち寄らないはずなのでまだまだお宝が眠っているかもね!

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