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2013年12月13日金曜日

The Mars Bastards

The Rainyard解散後にバンドのメンバーが新たに作ったバンド。The Mars Bastards。正直詳しくはないんだけれども、たぶんアナログのリリースはなかったと思うんだ。カセットを数本リリースしたのは知ってて、ついこないだ何本かeBAYに出てたのを知ってる人もいると思うんだ。

そもそもThe RainyardのCDってのがホントはリリースされる予定だったんだけど、10年経ってもリリースされなかったんで元メンバーが業を煮やしてmp3オンリーの形でレトロスペクティブアルバムをリリースしたのが数年前。あれは衝撃的だった。以前から音源自体は流出してたけどリマスタリングされてタダないしは自分で値段を決めてダウンロードしなさいというたたき売り的なリリースは嬉しくもあり悲しかった。あれは…オージーネオアコの最高峰なのに、なぜにこんな扱いに、と思ったもんです。

さて、その業を煮やしたメンバーはThe RainyardからThe Mars Bastardsにスライドした関係で、その若干幻的なバンドの音源をコンパイルしたアルバムがリリースされていました。ひっそりと。なんでかね、The RainyardもThe Mars Bastardsもちゃんとプロモーションすればそれなりに売れるコンテンツでもあるのにね。音的にはThe Rainyardが綿菓子的なふわふわした甘いギターポップとすれば、このThe Mars Bastardsは乾いた質感が特徴なギターポップ、というかロックンロールってテイストな音。まぁ、ヴォーカルも変更してるんだから当然ちゃ当然なんだけど、どうしてもThe Rainyardを追いかけちゃうんですよね。結果、オージーらしい乾いた感覚のギターポップアルバムになっています。悪くはないですよモチロン。13曲入りの無料なアルバム、太っ腹だよね。

ちなみにこのバンドの後はHeaderというバンドに発展していきます。音は確か更にギターがハードになっていってたような思い出があります。





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