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2013年12月14日土曜日

The Boy Tate


以前紹介したBrick Supply。そのシンガーを含む中心人物2人がバンド解散後に新たに立ち上げたバンドというかプロジェクト。それが今回紹介するThe Boy Tate。ちなみにTateってのはシンガーの名字だったりします。

Brick Supply時代に顕著だったメロウで地味だけどハートウォーミングな歌声とメロは健在。ていうかパワーアップ。僕がもし若い頃にこのタイプの音を聴いていたとしたら、退屈だとか言って絶対に聴かなかったと思う。しかし人生中盤にさしかかろうかという時期に聴いてみれば、なんだか染みる歌なんですよねえ。僕はここ数年でようやくこういう音を受け止めることができるようになったんですよ。血気盛んな若僧にはこういう優しい歌はただただ邪魔なだけだったからねぇ。

youtubeにはいくつかのプロモビデオがアップされていて、どれも心温まるようなボーカルが冴え渡る曲があります。ただ、映像がなんというかニヒリズムというか、見ればわかるけど後味が悪いんで注意してね。狙って作ってるのはわかるけど僕的には受け入れられない。だから何の問題ないこの曲を紹介用に持ってきたわけです。ついでに言うとCDのジャケも最悪に近い部類です。笑 つまりいいのは曲と歌声だけという世界です(※あくまで僕個人の感想ですよ!)

"In The Head Of The Ice Cream Girl",If This Is An Answer","For Every Rhyme"と後1枚は変則的な形のアルバムをBrick Supply解散後にリリース。CDだったりCDRだったりフリーのダウンロードアルバムだったりと苦労の跡が見えますがどれも上の曲のようなきれいで美しい曲がいっぱい収録されています。どうも調べてみる素晴らしい曲をいっぱい書いてる割にはあんまり報われていないような印象なんで、なんかをキッカケに売れてほしいなぁと思いますまじで。

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