The Auctionnersはこないだ紹介したように、結局オフィシャルのリリースがなかった80年代のある意味幻なバンド。さて、そのThe Auctioneersには前身バンドというものがあり、それはJump On Tuffy!といいます。The Auctioneersの人から教えてもらったんですが、よりジャングリーでC86ライクな音だったんだよ!ってことでした。当然聴きたーい!とお願いしたところ何曲かアップロードしてくれたんですがナルホド、確かに80年代末~90年代頭にいっぱいいた、あの頃のギターポップでした。そしてこのバンドも結局はリリースはなかったのでこれまた幻化していたわけです。
ところが、Jump On Tuffy!時代のメインパーソンだった人がこのMartin Clarkeさんだったわけですが、彼は地道にコツコツと音楽を作り続け、何気にCDRをリリースしていたんですね。リリースしてるというか商売っ気がないらしく自分のサイトで特に宣伝もなく販売しているというパターン。よく見たらThe Auctioneers時代の曲もMartin Clarke名義でCDRを販売していたんですよ。おぉ、知らんかった。というわけで取り寄せてみたところ、ナルホド確かにThe Auctioneersの曲だ! セルフリリースのCDRだけどうれしいなぁ。そしてJump On Tuffy!の曲も収録されててこれもうれしかったなぁ。
録音状態はあんまりよろしくなく、こもったような音の感触ではありますが、まぁカルトバンドです。曲も悪くなく、なぜにリリースできなかった(またはしなかったのか)のか不思議なところではありますが、このMartin Clarkeさん、The Auctioneers、Jump On Tuffy!以外の曲もあるわけですが、時にはGraham Fellowsちっくな曲もあったりして、何気にバラエティに富んだ曲を作ってます。悪くないですよ。
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