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2013年11月8日金曜日

Brick Supply


今回はちょっと時代が下って90年代前半のバンドの紹介。"Twice Wi' Scraps For Me Mam An' Our Lass ....Please"というコンピLPがあって、そこに収録されていたバンドであるBrick Supply。そのLPのオープニングとラストを任されてるバンドなわけですが、そのBrick Supplyの単独のCDEPというのがありまして、"Somebody's Intermezzo"というタイトルのCDEPです。

基本僕はアップテンポでジャングリーな音が好きなんですがこのBrick SupplyのCDEPはメロウなテンポで歌い上げるという、いわゆる歌心のある曲が収録されています。上の"Not So Manic Now"はDubstarがカバーしてイギリスのナショナルチャートにもランクインしたとか。Dubstarは詳しくないのでアレなんですが、この曲を選んだ彼らのセンスはピカイチではなかろうかと。

そんなにドラマチックでもないし、そこまで豪華な音づくりでもない、しかし耳から離れないのはきっと何か他に訴えるものがあるからなのだろうと。あんまりこの手のタイプの音に惹かれることはない僕なのですがこの曲は素直にイイなあと思わせてくれます。

youtubeにはCDEPの全曲がアップロードされているのと、なんでも古いテープの曲もアップされています。そのCDEPのクレジットを見るとボーカルの人以外の人が曲を作ってるらしくメンバー4人中3人がソングライターということになります。ただ繰り出される曲は上の"Not So Manic Now"路線のハートフルなタイプの曲ですが。あと詳細は不明ですがどうも前身バンドがあるみたいですね。

そのボーカルは音楽活動継続中バンド解散後にメンバーと"The Boy Tate"というユニットを立ち上げて今までに少なくても3枚のアルバムを出しています。言うまでもなくこちらもイイ歌を書いて、歌っています。


たぶんですね、特に若いリスナーは「は?」って思うかも知れないと思うんですよ。しかしですね、ヲッサンになってくるとこういうのもいいじゃない!って思えてくるからあら不思議。

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