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2012年4月14日土曜日

The Longjohnz

90年代初めのドイツのバンド。どういうわけだか語られることが全世界的にほとんどないバンド。インターネットで検索かけてもFacebookでも誰も何も言わない。なぜだ? 

The Longjohnzは91年に"You Better Ask..."っていうCDでデビュー。そこから"Never On Sunday"と"Buddy Holliday"という7"をシングルとして出す。このCDってのが隠れた名盤であって今なお良く聴くアルバムだったりします。7"は時々ヤフオクでも見かけるんだけど、とっても歯切れの良いギターポップになっています。ボーカルの人がやたらと滑舌がよく、かつとぼけた味わいを醸し出す一風変わった歌い方でそれがこのバンドのコカコーラみたいな爽快さに拍車をかけてるような気がするんです。ネバノンサンデー♪

オーバディバディホリデー♪ととってものんきで陽気なドイッチュの若者たち。この時期のドイツのインディーってったらMarsh Marigoldなんかのバンドしか頭になかったんだけどそれ以外にもバンドがいたわけだね、当たり前だけど。基本、ほのぼのとのんきで陽気なバンド。でも彼らにはさらにひとつ、武器を持ってたのです。

それはこのクソうまいコーラスワーク。多分演奏してて、「あれ?オレらのハモり超いけてね?」ってみんな思ったんでしょう。アルバムにはこのアカペラ曲が収録されたのです。きっと同じようなことをThe HousemartinsとかFat & Franticも思ったことでしょう。Fat & FRanticに至ってはアカペラアルバムまでこしらえちゃったしね。

僕の知る限り彼らは3枚アルバムを出してると思います。2枚目は1stと同じ路線で、さらにほのぼの路線を深くしたような内容。"あったかい笑顔"と"子供たちを救え!"というシングルをきっています。1stには及ばないもののケッコウいいアルバムだと思います。3枚目は"Sky High"だっけな、そんなタイトルですが内容はロック的な音(だったと思う)で、そりゃあ聴くに堪えないシロモノだったなあ。

全然話は変わるけどドイツのインディの主流ではないバンドでDas Süße Lebenてのもいたなぁ、いや待てよ、彼らはメジャーだったか。Les Immer Essenてのもいたな。2012年の現在ではもはや誰も語らないか…しゃべってみようかな。

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