気がつけばもう9月。そしてこのブログも2年間ほど休止状態。この2年間の間に僕の人生も音楽に対する姿勢もすっかり変わったような気がする。最近ようやく色々と落ち着き始めた気がするのでブログの復活に向けてリハビリも兼ねて記事を書こうと思います。2回に分けて書こうかなと思っていて、初回は失業してから現在に至るまでの話、次回は2022年におけるネオアコとはアンド自分との関わり、というテーマで行きたいなと。もっぱらコメントを下さった方々に向けての記事になると思いますがよろしくです。
まずですね、無職期間中に学んだことがあります。2つ。名言ですよこれは。
①年を取ってることは罪である。 ②無職は罪である。
です。
まず①ですが、読んだまんま。年取ってるということはもはや罪なんですよ。ギルティ。だって考えてごらんなさい。突き抜けるほどのキャリアを持っていなければ面接に20代の女の子とおじさんが現れたらどっちを採用する? もちろん女の子でしょう、僕が面接官でもそうする。そういうと「今まで努力を怠ってきたから~」みたいに言う人がいるが、もうそんなのは聞き飽きた。実際活動すればわかるが、そういうことを言ってる人が言う努力なんてまるで意味がない。何の役にも立たない。大体何千万人同世代がいると思っているのだ?その中でも自分の武器となるスキルを磨け?クソが。そんなもの持ってたら最初から職からあぶれるわけないだろうが。企業様は、若い方が、新鮮(=Fresh)な方を好むんだよ。人間という生き物は。つまり転職活動において年を取ってるという事はそれだけで罪なのであります。なお、突き抜けたキャリアを持つ人、コネがある人はこの法則から除外されます。人口ピラミッド的にこの世代が一番人数が多いはずなんだけど、そこで職にあぶれたごく普通の中年はもれなく罪です。そもそもね、おじさんになると転職活動においては資格がどうのとか、自己PRがどうとかはもはや関係なくて、どの業界でどんな仕事をやってきたか、つまり社会人としての答え合わせを求められるのですよ。
そして②。これも読んだまんま。一人暮らしをしていると当然、光熱費、家賃、食費なんかがかかる。そして一番辛いのが税金。収入が無いのに支出は止める事が出来ない。約1年間無職だったが辛かった。夢も希望もなかった。平日の真昼間に近所の公園に散歩に行く日々。肉体的には全然つらくはなかったし、むしろ健康でもあった。しかし、徐々に精神面がダメージを負っていく。お金のこと、人生の事、そんなことを考えるとギャースと叫びたくなってくるのでそういう時はゲームの世界に逃げていた。いい年してるくせに。どんなにクソみたいでも仕事をしている(=お金を稼いでいる)ヤツの方が偉いのだ。あんな仕事頼まれてもやりたくねえよ!って思われてる人の方がスゴイのである。真夏にバーコードハゲでスーツ着て仕事してるヤツでも尊いのである。そう、お金も稼いでいないヤツは何を言おうとも説得力を持たせられないし笑う資格もないのである。
2021年の6月頃まではコロナが猛威を振るってたせいで採用活動を見合わせる会社さんが多いらしくいくら応募しても書類選考に通らなかったし、そもそも求人が少なかった。7月頃からは「コロナって終息して元通りの社会に戻るってわけじゃなく、ずっと多少の差はあれど続いていくのでは?」という感覚を感じられ、そこからはぽつぽつと面談まで進むようになった。
そして、上記のようにやらかしちまったのでまた就職時期が延びるかと思ったらたまたま雑貨系のメーカーに引っかかって就職できて、そこから約1年経過したのが現在、というわけであります。まあ、この会社も非常にクセが強くて正直また辞めるタイミングをうかがっているんだけど、少なくてもブラックではないので気持ち的には楽であります。
まとめに入りますが、基本的に40代が仕事辞めたら人生はOUT。這い上がるのはすごく難しい。前職の年収と同程度の職に就ければラッキー。基本はダウン。クリエイティブな仕事?やりがいのある仕事?年齢に見合った収入と待遇?いやいや無理す。ごくごく普通な人はもうおしまいなんです。人生のレースはもう終わったのです。後は年金もらえるまで誰もやりたがらない仕事を見つけて細々生き延びなければならないのです。
まじで40代~50代の係長にもなってないおじさんはゴミのように大量に存在してるはずだけど、いったいどこに多く生息しているのだろうか?バカにするとかそういう意味じゃなくて同志として知りたいものである。
2年前にコロナ流行と共に当時勤めていた会社から退職勧奨。そこから約1年間無職期間、前職で9年間ほど勤続していたのでその間ほぼフルで失業給付16万前後もらう。国って最高じゃね?と思う。そして再就職した会社を約2週間で辞める。その直後、たまたま就職できて、そこから約1年、ただし辞めたい気分で2022年現在。当ブログの空白期間はこういう感じでした。激動な2年間だった。だせえwとか言ってるそこのアナタ。明日は我が身ですぞ。今はまだ若いかも知れないがあと数十年経ったらこっち側の世界に来ることになるのだよ。
もちろん言いたいことはまだまだあるよ。僕の場合は40代量産型サラリーマンちょっとだけ役職持ち独身賃貸マンション住まいのケースだけど、これが家庭持ちとかローン組んでたりとかしたらまた状況は変わってくる。それらのケースと比較したらむしろ甘い方だと思う。
さてさて、現実世界の厳しさを乗り越え、薄れゆく音楽への興味の中で、2022年という時代にいるリスナーとしてのネオアコへの向かい合い方、というのを次回語ってみたいと思う。
まだ復活!とかいう華々しいものでは無く、一歩踏み出した程度なので数人いらっしゃる読者の皆さん、引き続き生ぬるく見守って頂ければ幸いです。
いつも見ています
返信削除復帰に向けて頑張ってください!
おうえんしています
復活おめでとうございます。
返信削除時々覗きに来ていましたよ。
細々でも末永く続けてほしいです。
welcome back!
返信削除初めまして。
返信削除以前から拝見させて頂いており、復活を心待ちにしておりました。 50歳でインディーロックのレコードをいまだに買い漁ってるものです。 私は清掃業で、ど底辺ですが何とか生きています。
ブログ楽しみにしております!