Des Garçons Ordinaires。読み方はたぶん、デ・ギャルソンズ・オーディナリーズ。合ってるかは知らない。彼らはおフランス出身。フレキシ1枚とアルバム1枚を92~93年にリリース。上はフレキシのジャケなんだけど、こういうジャケ見つけたらとりあえず買っちゃうよね、な憎いセンス。
フレキシをね、discogsで買ったんよ。安かったんで。そしたらそれが元バンドメンバーでそんなこともあるんかーいと驚いた。アルバムはCornflakes Zooからなので一応インディーズ界では有名なレーベルから。買ってからろくすっぽ聴かなかったんだけど改めて聴いてみたらこれがなかなかよい。
当時は気が付かなかったけどトータルとしてのイメージが統一されててね、アートワークは50~60'sのイラスト(たぶんUSAじゃない?)を使ってインディーズミュージックシーンにマッチするテイストになってて、音は平たく言うとスウェディッシュギタポを意識した音。ボーカルは英語で歌ってるんだけどささやく感じというかぼそぼそ歌う感じで気分は初期のAcid House KingsとかSeashellsみたいだ。実際元メンバーも当時はよく聴いてたって言ってたし笑
アルバムの構成はネオアコテイストな曲とシューゲイザーテイストな曲が半々になっててこれも意識してこういう構成になったと思う。まあ、シューゲイザー的なのは僕の好みじゃないんであんまり興味ないんだけど、ネオアコテイストな曲たちは「これってすえーでんのバンド?」と聴かれそうな爽やかさんな曲だ。
ちなみにフレキシのジャケはその元メンバーが80'sの小説から引用してセルフで描いたイラストで、バンド自体はバンド内(4人)にリーダー的な人が2人いて主導権を握る戦いが起こって(ついでに女をめぐる争いも)短命に終わってしまったんだそうな。そんなの結成前にわかりそうなもんだけどね、と思いつつ面白いもんだね人生は、と思いました。
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