Benny Profane。プロテイン飲料みたいな名前。いずれ記事にするけどThe Roomというバンドが前身。そのThe Roomは79年に結成して85年頃に解散。で、そのままBenny Profane結成へと続くんだけど、要というかバンドの中心人物はソングライターでシンガーのデイブ・ジャクソンとベースのベッキー・ストリンガーのカポー。今は結婚してるのかもね。このカポーの歴史がそのままバンドの歴史にもなっています。
このデイブ・ジャクソンという人がね、クッソハンサムなんですよ。彼がいるだけで他のメンバーは自動的に脇役にならざるを得ないくらいクッソハンサムなんですよ。しかもどうも本人は自覚がないらしい。ナチュラルに輝くタイプ。一番タチが悪い。で、作り出す音はニューウェーブというかポストパンクというか、基本的に暗い。それだけならいくらでもいそうなんだけどこのデイブさん、時として突如ポップなメロディをいきなり作り出すところが面白い。
アルバムは2枚、シングルはいっぱい出してるんだけど、代表ともいえる曲が下の2曲。ちなみにね、"Tear The Web"の意味がわからなくてね、Webって…あのウェブのことか?と思って調べてみたらWebって単語には「クモの巣」って意味もあるんだね。だから「クモの巣を破る」的な意味になると思うんだけど、外人さん合ってますでしょうか? で、"Skateboard To Oblivion"の方も意味がわからなくてね。なぜならゲームで「オブリビオン」という名作RPGがあって、そのイメージが強いから何かゲームに関する曲なのかなと思ってたんだけど辞書ひいたら「Oblivion」は「忘却」って意味なんだって。だから「スケボーで忘却の彼方へ」的な意味になると思う。それはそれでなかなかユニークなタイトルだけど…。
まあ僕たちは日本人だから正直英語で何言ってるかわかんないしどうでもいい。ノリが良ければそれでいい。というわけでぜひ楽しんでほしいものです。
アルバム"Dumb Luck Charm"と"Trapdoor Swing"は2in1のCDになって過去に2回ほどCD化されてるんだけど、この度LTM Recordsから同じく2in1形式で3回目のリイシューになってました。このLTM Records、前身のThe Roomはとうの昔にリイシューしてたんでBenny Profaneも手掛けることはずっと悲願だったんだろうなあと推測。
なお、リヴァプールのバンドです。
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